自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヤマトシジミ,蛹に

2014-08-05 | ヤマトシジミ

8月3日(日)早朝。ヤマトシジミの幼虫がいる植木鉢を見ていて,蛹を2つ発見。2つはごく近くにあって,共にカタバミの葉の裏側に付いていました。帯糸でからだをしっかり固定して。

先に見つけた個体。

 

 
もう1つの個体。脇には,脱皮して脱ぎ捨てた皮が残っていました。

 


先に見つけた個体に,アリがやって来ました。甘味成分がもらえるとでも思っているのでしょうか。 

 


色合いから判断すると,蛹化してからそんなに日数が経っていないようです。この後の変化を気にしておこうと思います。 

 


火打ち式発火法にチャレンジ!(4)

2014-08-05 | 日記

8月3日(日),『青少年のための科学の祭典』本地区大会が催されました。この日は「夏休みに火打石発火法にチャレンジしよう!」(全6回のシリーズ)の山場。子らはこれまでに火起こしの技術を習得してきました。この日はいよいよ店員としての仕上げ日なのです。

子どもたちは一週間前の祭典での経験を経て,動き方を理解しています。「この日は80%以上の出来を」というのがわたしの期待度でした。

10時に開店。以降,お客さんは途切れませんでした。子らが発火法の説明や,火を起こす術について,自分なりにしっかり伝えようとしているのがよくわかりました。幼児から大人まで,たくさんのお客さんとふれ合い,なんとか火を起こしてもらいたいという熱意で終始接していました。


小さな子は火花が出るだけで十分でしょう。1年生が火を起こしました。立派。3年生で,火が起こるまで粘り抜いた子がいました。30分ぐらいカチカチとやっていたでしょうか。成功したくって,やり遂げたくってしかたがないといった様子でした。できたときのうれしさは,もう表現できないぐらいです。わたしはこころから褒めました。


こういう体験には,危険が付きものです。予想外に,指に小さな傷を付けた子がいました。指を不用意に突き出して石を持っていたようです。その他の問題はありませんでした。安全にはくれぐれも留意しなければと感じた次第です。

午後4時に閉店。4人の子ども店員は充実した一日を過ごせたように思います。保護者を前にして,そんな一言を語っていました。わたしが目指した“80%の出来”はまちがいなくクリアしたでしょう。保護者の皆さんもまた,すてきな経験をした子への思いを4人と向き合って端的に語ってくださいました。うれしい一言でした。

子らのこころには,でっかい財産ができたにちがいありません。子の確かな成長を描いて,この企画を試みたわたしとしてもありがたいばかりです。

そうそう,おしまいに,4人にキリモミ式発火法に挑んでもらいました。こころを一つにできるかどうかが問われる挑戦を,この機会に是非してほしかったのです。結果は上々! たくさんの人が見守る中,なんとたった1回で成功! たぶん5分程度で炎になったと思います。大した子どもたちです。