自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモ栽培物語(番外続編)

2015-07-02 | ジャガイモ

7月2日(木)。畑でメークインと男爵を掘って収穫。収量はそこそこ。

 


そのうちメークインで,おもしろい事例を見かけました。いくつかご紹介しておきます。

地上部の茎にイモガできている例。いわば,空中イモです。茎は倒れていました。葉や茎が茂って光が当たりにくい環境でした。

 

 イモの部分だけを写すと……。

 
これも空中イモの例です。第2節にイモができでいます。さらに地表にあった親イモから出た芽が膨らんで,空中イモが! 緑色が茎の一部であることを物語っています。

 


ストロンが地表近くに伸び,そこに形成されたイモの先端が頭を覗かせて緑色に。光に当たった証拠です。ストロンとイモと主茎のつながり方がよくわかる例です。

 


ジャガイモのイモは茎の一部が肥大化したものです。それを裏付ける現象が,このようにいくつも見られます。