庭は草がはびこって,そりゃたいへん。どこから手を付けたらよいのやら。そんな感じでわんさかと雑草が生え放題,伸び放題。放っておくわけにもいかず,引かざるを得ません。
そんな雑草の中で,いつも目を向けているのがカタバミ。ヤマトシジミの生活痕があるので,卵や幼虫の様子を確認する手掛かりになります。この日の昼間,卵をいくつか見ていくうちに見かけたのが孵化したばかりの幼虫。まだ殻に付いたままでした。こういう偶然はめずらしいことです。
せっかくなので,一眼レフで画像記録をしておこうと思い,撮ったのが下写真です。そのときは殻から離れようとしていました。
トリミングしたら,様子がもっとわかります。
ふつうは葉の裏で静かに進行していくいのちの物語です。草引きの合間にこんな風景に接して,思わぬ宝物に出合った気持ちがしました。