自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ダンゴムシの子どもたち

2016-08-16 | 生物

7月23日付け記事でダンゴムシの交尾を取り上げました。それからダンゴムシは,暑さと乾燥のためか姿を消していましたが,8月5日,久しぶりに見かけることになりました。

場所は前と同じコケの上。コケはかさかさに乾いています。その土の間に,ダンゴムシがひしめくような感じでごそごそしているので,びっくり。なにしろコケが土といっしょに動くのですから。忘れたいた間に,こんなに育っていたのです。

すぐ傍には,彼ら・彼女たちを産み死に絶えたらしい母親の死骸が。


小さな個体から大きな個体まで,わんさとかたまっています。


コケを取り除くと,その下にはこんなにひしめき合っていました。


下写真中,右の方にごく小さな個体が1匹。まだからだが白っぽく,いかにも幼子といったふうです。


生まれた場所で,すこしでも日の光を避けて暮らしていた結果,こんなにふうに集団を形成したのでしょう。もちろん,これからは散らばっていくほかありません。