自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

メドハギと,キタキチョウの卵と(2)

2016-08-05 | 昆虫

7月21日(木)。孵化が近づいた卵がありました。透き通った卵殻をとおして口や毛が確認できます。


殻に穴を開け始めた幼虫がいました。 

 
しばらくすると,真っ白なからだで出て来ました。誕生の瞬間です。

 
すぐに振り返って,卵殻に取り付きました。もちろん,それを食べるのです。

 
すでに誕生していた幼虫が葉を食べていました。その脇に,かじられた卵が付いていました。この幼虫が食べたとしか考えられない状況に思われました。こんな事態も起こりうるのです。

 

7月22日(金)。上写真の幼虫が脱皮したばかり。


やがて,皮を食べかけました。おしまいまできっちり食べました。 

 
7月27日(水)。背に,脱皮前の頭部の皮を付けたままの個体を見かけました。


7月28日(木)。かなり大きくなりました。脱皮したあとで,枝に皮が付いていました。