自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ひさしぶり! クロヒメオトシブミ

2017-08-01 | 昆虫

前に採取したクロヒメオトシブミの幼虫は,結局,見当たらなくなりました。残念な結果です。

ところが,このほど公園のニセアカシアの葉でクロヒメオトシブミと再会。ちょうど揺りかごを作りかけているところでした。

 

他に揺りかごがないか,周りを見ると,なんとあったのです。

 

作り終わってあまり時間が経過していないのもありました。葉が緑色なのでよくわかります。前の揺りかごの材料はノイバラの葉。葉はとても柔らかい材質です。

 

「これはいい! 卵を確認して,孵化を観察しよう」と思い,採取しました。開いてみると,黄色っぽい卵が一つポツンと包まれていました。ツヤのある小さな,小さな卵です。

 

大きさはご覧のとおりです。

 

それを容器に入れておきました。

 


ツマグロヒョウモン,夏の産卵,そして孵化(2)

2017-08-01 | ツマグロヒョウモン

7月31日(月)。早朝。産付後,およそ20時間。

よくよく見ると,中身のない殻だけの卵がありました。こんな例は初めて見ました。

 

他は順調に育っています。

 

チガヤの葉の卵も順調。卵殻の土は鉢に灌水したときに付いたもの。 

 

タンポポの葉の卵も順調です。

 

これらの卵はみんなきょうだい。孵化しかけたらどんどん孵ります。それを想像すると,たいへんだろうなと思います。