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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写がたのしい夏(19)~アゲハの孵化②~

2017-08-06 | 生物

8月1日(火)。早朝。

事例A。色がずいぶん変わってきました。からだが形成されつつある,という感じがします。卵の直径およそ1mm。

 

夕方。ずいぶん黒っぽくなってきました。

 

8月2日(水)。早朝撮影。事例A。さらに黒っぽくなりました。

 

同じ時間帯。事例B。産卵後,1日15時間経過。かすかに縞模様が。

 

 

8月3日(木)。事例Aは変化なし。どうやら成長を停止した模様。なぜなのか,まったく不明。

一方事例Bは順調です。朝の様子は下写真のとおり。どんな変化が進行しているのか,知りたくなります。薄っすらと黒い斑点が一つ見えます。

 

 

そして夕方。毛が見えます。それに,上部に頭部らしきものが確認できます。いのちが宿っていることが一目瞭然。急激な変化です。この分だと4日には孵化しそう。

 

 

8月4日(金)。早朝。畑に行って,卵を確認。ところが,もう孵化していて,幼虫が卵殻を食べ終えたときでした。誕生の瞬間を撮ることはできませんでした。同時刻に産付された他の卵も軒並み孵化済みでした。

 

これまでの観察からいえるのは,今の時期は産付後およそ3.5日で孵化するということです。下写真は他の卵です。

 

これからは誕生の瞬間を撮ることに専念します。