自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写がたのしい夏(20)~アゲハの孵化③~

2017-08-07 | 生物

アゲハの誕生シーンをいくつか撮りました。その中から印象深い画像をご紹介します。

炎天下。陽がギラギラ照りつける午後,孵化間近な卵を見ると,からだが整ってきたことが窺えます。

 

頭部は上の方に見えます。

 

数時間後,からだと卵殻の間に空気層ができました。間もなく出口が開けられ始めました。

 

開くと,幼虫は休むことなく出始めました。

 

からだのほとんどが出て来ました。

 

すっかりからだが出ました。胸脚には初々しいほどの透明感があります。

 

これまで入っていた卵の殻を貪り食うようにして食べ始めました。食べ残すことはまずありません。

 

こうしていのちが無事に誕生したのです。