自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

超接写がたのしい夏(18)~アゲハの孵化①~

2017-08-05 | 生物

7月末,畑のレモンの木でアゲハの卵を数個確認。その変化を超接写でお追ってみることにしました。

ところが,追っていたものが途中で成長をストップしました。なぜかわかりません。「そんなこともあるんだな」と,ふしぎを感じています。最後の画像は次のコマです。

 

別の卵で無事育っているものがあります。31日(月)早朝撮影分から一枚載せておきます。産付後の経過時間は不明です。これを今後事例Aと呼ぶことにします。

 

31日夕方。ゆっくり変化しているようです。

 

 

同じ31日(月)の夕方近く。畑で作業をしていると,レモンにアゲハが飛来。そしてアゲハが産卵する瞬間を目撃しました。直後に撮ったのが下写真です。今後これを事例Bと呼ぶことにします。

 

他にないか探すと,10個以上見つかりました。たぶん,同じ成虫が同じ頃産付したものと思われます。 

 

 


超接写がたのしい夏(17)~キタキチョウの孵化~

2017-08-05 | 生物

キタキチョウの孵化が続きます。卵の高さ(長さ)は1mm。頭部は上の方にあるので,そこに穴を開け,出てきます。

 

こんなふうに,脚を使ってからだを伸ばしながら。 

 

この個体は,出たあと,卵から離れませんでした。そして,そのまま殻を食べ始めました。ふつうは,いったん着地してから,再び殻に向かいます。

 

別の卵では……。殻をとおして体形が薄っすらと見えています。孵化間近であることが一目瞭然です。

 

 

向きを変えて撮りました。複眼も口も見えます。

 

 

例をもう一つ。出たばかりの幼虫は,これまでに入っていた殻を貪り食うようにして口にします。 

 

どんどん食べるので,殻はどんどん減ります。

 

1mmの世界の驚異です。