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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

クロアゲハ,孵化へ(2)

2017-08-16 | クロアゲハ

発見当日。卵の一つを取って室内で観察中,外敵の虫がいることを発見。卵が被害を受けていないように願うばかり。

 

それを退治しているうちに,卵が葉からポロリ。やむなく葉の上に置いて観察することにしました。底面な薄い膜があるように見えます。なんとも頼りないばかり。

 

発見翌日。底はずいぶん窪みました。異変でも起こっているのでしょうか。

 

全体を見ると,もっと大きな変化があってもおかしくないのに,といった感じです。

 

 

翌日見ても,あまり変化はなし。

ところが,その翌日。なんと無事に孵化したのです。見たのは孵化後。前日の様子から,すっかり成長が止まったとばかり思っていました。

 

 

よかった,よかった。それにしても孵化がかなりおそくなったように,わたしには思われます。底面が窪んだのは,そこが薄いためでしょう。葉面に密着していたら,葉の硬さが助けになって変形しないはず。初めて知る卵のしくみです。