自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

またクロアゲハ,産卵と孵化(1)

2017-08-26 | クロアゲハ

8月25日(金)。午後2時。車庫前にあるスダチの前を通りかかると,偶然,クロアゲハが産卵行動を続けているのを目撃。わざわざ重なった枝の下側,薄暗くなったところを産卵場所に選んでいる様子が窺えました。そこなら外敵の目から逃れやすいという判断が本能的にはたらいているのかもしれません。

産卵を終えると,キンカンの木に移っていきました。わたしはそれを追って産卵を見守りました。キンカンでも同じように,陰のところで産卵しました。

 

クロアゲハが去った後,卵を見ていきました。そこには,クロアゲハの卵らしい特徴,ややざらついた表面をもつ卵が一個ずつ産み付けられていました。卵の直径は1mmです。

 

再び,孵化を観察できるチャンスが巡って来ました。

8月26日(土)。午前8時。産卵後18時間経過しました。どの卵にも,中ほどから上の部分に赤褐色の帯模様が見え始めました。

 

表面はかなりざらついているのがこの卵の特徴です。

 

さて,これからの変化をたのしむことにしましょう。