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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

またクロアゲハ,産卵と孵化(4)

2017-08-30 | クロアゲハ

8月29日(火)。午前9時。仕事は休み。別の卵を観察するチャンスです。産付後,91時間が経過。

いよいよ誕生です。わずかに穴が開いているのを発見。

 

ぐいぐいと食べます。穴が大きくなっていきます。

 

大顎が出かけました。 

 

程々に穴を開けると,幼虫は頭をぐうっと突き出して出ようとします。 

 

出ると,突起が起き始めました。 

 

穴から出るにつれ,からだが膨らんでいるように見えます。「こんなに大きなからだが殻にはいっているたのか!」と思えてくる大きさなのです。

 

出終わると,ほんのしばらく静止。

 

向き直って殻に取り付き,食べ始めました。卵の直径が1mmであることを勘案すると,「この小さなからだのこのりっぱなしくみ! 」と驚き入ります。