霜月,ヤマトシジミがカタバミの葉に産卵するのを目撃。確認すると,10個以上。それも葉の表側にも数個! 「今年最後の産卵だ。子孫を残すのに必死なんだなあ」。そう思いつつ,孵化をたのしみに待ち続けました。
そのいくつかは見逃しました。四六時中ずっと見ているわけにはいかないので,止むを得ません。そんな中,うれしいことに2例について画像記録できました。それを報告します。
1例目。卵に穴を開け始めたときから出終えるまでをじっくり観察できました。
いつもどおり蓋をくり抜いたあと,すぐに出ました。
2例目。これをくわしく記事にします。蓋部をくり抜いた後,再び一部を広げようとしています。たぶん,蓋が完全に取れなかったのでまだ出られないと判断したのでしょう。こういう事象はとても珍しいことです。
斜め横から写しました。
からだを寝かせた状態で出口を広げています。
出られると判断したのでしょう,さっさと出始めました。
下向きに出るので,頭部の表情までは確認できません。
出終えると,Uターン。
殻の上を回って,左側に離れて行きました。
元気なものです。
このまま幼虫で越冬するのです。厳しい寒さに耐えなくてはなりません。
今の時期にこうして孵化が観察できたのは,自然からの贈り物のような気がします。うれしい限りです。