7月9日(木)。凸凹感が感じられます。
もう一つは,こんなにしわしわに。側単眼が見え始めました。
7月10日(金)。午後。中に薄っすらと影が。
反対方向から見てみました。からだの形成は具体的には見えてきません。
もう一つの卵では顎と側単眼が整ってきました。一歩も二歩も早く発生が進んでいます。この分だと明日には孵化するでしょう。今晩だと,寝られないので困りますが。
継続観察なので,就寝前に一枚。頭部の色が濃くなりかけました。口が開くことも。
7月9日(木)。凸凹感が感じられます。
もう一つは,こんなにしわしわに。側単眼が見え始めました。
7月10日(金)。午後。中に薄っすらと影が。
反対方向から見てみました。からだの形成は具体的には見えてきません。
もう一つの卵では顎と側単眼が整ってきました。一歩も二歩も早く発生が進んでいます。この分だと明日には孵化するでしょう。今晩だと,寝られないので困りますが。
継続観察なので,就寝前に一枚。頭部の色が濃くなりかけました。口が開くことも。
わたしが活動の拠点にしている公園にはツチイナゴがたくさん棲んでいます。やたらいるというほど,目に付きます。
この間,植え込みから突き出た枯草にとまっているのを見かけました。写真では,日を浴びながらゆったりしているように見えます。まるで空を眺めているような,食べているような。ハッピーな気分なのでしょう。右の後ろ脚が失われています。かわいそうに。
枯れ茎を後ずさり。下に降りてきたので,別角度から見ると,遠くに浮かぶ雲のなんともきれいなこと。
去る気配はありません。ワーキングディスタンスを微妙に変えながら何枚も撮りました。
こういういのちの風景を見ていると,「いいなあ」とつくづく思います。
ツチイナゴに感謝。
朝。我が家の更地で。
シオヤアブが地面でじっとしているのを見かけました。オスです。近づくとパッとそこを離れ,近くにあるバラの花に降りました。といっても,花はすっかり枯れています。レンズを向けてもちっとも逃げる気配はなし。ふしぎふしぎ。
そのうちに向きを変えました。目の前に花にヒメコガネがいるのに,捕獲しません。虫がいることに気づいているのか,気づいていないのか。
近くの花には,こんなにヒメコガネがいます。
結局,捕獲しないまま去って行きました。飛んでいる虫しか捕えないのかもしれません。飛翔している姿が目印になるのかも。
つい先日,同じ更地で撮ったシオヤアブのペアです。田舎のことなので,結構シオヤアブの姿を見かけます。
7月9日(木)。昼。中の幼虫に大きな動きが見え始めました。一枚目と二枚目の写真を比べるとわかります。
向こう側に移動しました。
次の二枚の写真でも動きが確認できます。
向こうに動きました。
小さな卵の内部を見ていると,大きな球を見ているような錯覚に陥ります。直径は1.3mmです。
夜。動きは止まったまま。
畑にて。
野菜に灌水をしているときのこと。湿った谷間にヤマトシジミがやって来て着地。どうやら吸水を始めた模様です。わたしはそのまま灌水を続けました。しかし,一向に去る気配なし。
それで撮影することに。ヤマトシジミの吸水についてはこれまでにも何度となく取り上げました。今回は灌水中の出来事だったので,めずらしいと思って記事にすることに。
たしかに口吻が地面に伸びています。
もっと近寄ってみました。
アップで撮ると,なんと複眼に水玉が!
正面からも撮れました。水玉がくっきり。
脚の位置と吻の伸び方を見ると,じっとしていることがわかります。辛抱強く吸水を続けた証拠です。よほどおいしい成分が含まれていたのでしょう。
7月7日(火)。見えていた紡錘状のものがはっきりしません。なにやら複雑な変化が進んでいる模様。
7月8日(水)。大きなかたまりのようなものが見えて来ました。よくよく,そしてじーっと見ていると,なんだか脈動するような動きが見えるような。
空間が大きくなっています。
7月9日(木)。朝。確かに一つのかたまりができています。寄生バチの幼虫が育っているのでしょうか。そうだとすれば蛹になっていきます。ずいぶん水分が減った模様です。
先頃,隣り町との境にある峠を越したときこと。
パーキングで一息つきたくて駐車。車から降りて縁石に足を掛けた瞬間,足元からチョウが一頭舞い上がりました。色が濃い青! 「ムラサキシジミだ!」。こころがそう叫んでいました。「どうか遠ざからないで」と祈る気持ちでいると,近くの植え込みにとまりました。
「しめたッ!」。これは慎重に近づかなくてはと思いながら,そうして撮ったのが下写真です。
翅を閉じていたのが惜しい!
一向に逃げる気配がありません。それで翅をつまんで捕獲。翅の表側を撮りたくて,なんとか証拠写真だけは残しておきました。
7月6日(月)。アゲハの卵は直径1.3mm,高さ1.17mm。そこに見える異変に最接近して撮影しました。
中央左の大きめの斑点が気になります。
中央やや上辺りに,紡錘状のかたまりがあります。なんでしょう。
真上からの撮影です。円の直径は1.3mm。キイロタマゴバチからダメージを受けているのでしょうか。
コメツキムシの幼虫の表情,つまり頭部辺りをじっくり観察したことがありません。それで,ぐっとアップで撮ってみることに。
そうはいっても,この幼虫の動きはけっして止まることはなく,動き続けました。コンデジでピント合わせをしながら瞬間に撮るのはなんと肩の凝る話! たまたま視野に入ったときにシャッターを切ると,もう遅すぎです。入る直前から予想してシャッターを切るつもりで付き合わなくてはなりませんでした。その中からなんとか使えそうな画像をご紹介します。
とても硬い表皮をしています。土壌中のくらしが2~3年,ジャガイモや根菜類,トウモロコシなどを食べるということなので,くらしぶりに適応した姿・かたちなのでしょう。
大顎こそがこの幼虫のシンボルという出で立ちです。
顎をいっぱいに開いたときの風貌です。
裏側が見えた瞬間シャッター切りました。
脚の様子がわかります。極端に短いのは地中生活に適応して進化してきた結果です。
とにかくくねくねと動き続けました。
7月5日(日)。午後4時。地元神社の鎮守の森にて。役員が集まって草刈り作業をしました。森はヒノキが成長し,その一部はササが一面に茂っています。当たり前ながら薄暗い環境です。
草を刈っていると,前の方にヒカゲチョウがやって来て産卵をした様子。ちょっと見ていると,場所を変えてまた産卵。それを繰り返しました。
慌ててその辺りのササを採集。確認すると,茎部分に卵が一粒! 純白です。
もう一カ所ササを採集したのですが,作業中なのであとで確認することに。作業後は打ち合わせを兼ねた一杯飲み会。
7月6日(月)。採集していたササを調べると,葉裏に卵が一粒。これで卵が二つになりました。継続して変化を追ってみます。
葉が乾燥して卵が落ちそう。ていねいに取り扱わなくては。