ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ボルネオ紀行 タビン野生動物保護区 その6/アオヒゲショウビン アカエリキヌバネドリ キゴシハナドリモドキ ムナオビオウギヒタキ等

2023-10-05 | ボルネオ
アオヒゲショウビン 2023年9月3日 ボルネオ タビン野生動物保護区

9月3日(第4日目)タビン野生動物保護区にて;朝の5時半から朝食をとり、6時過ぎにはトラックに乗り込んで、ジャングルに向かいますが、昨日とは違うポイント。出発前にリゾート内でキゴシハナドリモドキ(Yellow-rumped Flowerpecker)♂が出てくれました。嘴が少し太く背中の青と腰部の黄色が綺麗で可愛いですが、なんで、和名にはモドキがつくのでしょうね。ハナドリ(Flowerpecker)の一種である事には違いありません。
少し進んで、川で小さな小鳥がチョロチョロしていました。ノドジロミツリンヒタキ(Grey-chested Jungle-flycatcher)と言われたと思うのですが。
ボルネオにアオバトと名前が付くのは5種類いますが、これはチビアオバト(Little Green-Pigeon)で、一番小型です。♂の胸に薄く橙色がついていますね。
こちらは大型のハト、ミカドバト(Green Imperial Pigeon)。大きいので、Imperialなんて付いたんでしょうか。
そしていい感じに後ろが、抜けた所に出てくれたのは、ムナオビオウギヒタキ(Pied Fantail)ヒタキと和名でついてますが、サンコウチョウに近い様です。長い尾羽をしっかり見せてくれて嬉しかったです。
密林の地面を動き回っては、止まって囀るボルネオ固有種のボルネオミノチメドリ(Bornean Ground-babbler)です。すっきりと撮れませんでしたが、胸の白斑が綺麗です。
こちらは随分と地味なその名もムジチメドリ(Brown Fulvetta)特徴のないのが特徴ってやつですかね。小さなたくさんついた垂れ下がった花を盛んに突いていました。
こちらも地味な種類の多いヒヨドリで、エリゲヒヨ(Hairy-backed Bulbul)。
地味な鳥が続いていましたが、やっと派手なのが出てくれました。アカエリキヌバネドリ(Red-naped Trogon)♂です。残念ながら葉っぱの陰から出てくれませんでした。
更に続いてアオヒゲショウビン(Rufous-collared Kingfisher)。背中の青とお腹の橙色が綺麗ですが、こちらも葉っぱの間で見にくい事この上なし。でも暫くじっとしてくれたので、隙間を探して右往左往でした。暗かったですが、何とか全身が撮れました。
そして、今日もクビワヒロハシが出てくれたのですが、全身が綺麗に見えず。移動して全身が見えるも、高い上にモロ逆光。手強いです。
と次々に現れてくれますが、ジャングルの中はスッキリと写真が撮れませんね。ジャングルの中を進むのはこんな感じです。
見上げるポジションが多く、苦労します。でも、時折、綺麗に取れると本当に嬉しいですね。

次回もこの続きで、更に、シラガシキチョウ、アズキヒロハシ、クロエリヒタキなど続々と出てくれました。ご覧いただきありがとうございます。