ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ボルネオ紀行 タビン野生動物保護区 その8/ズアオヤイロチョウ シラフサザイチメドリ コシアカモリチメドリ マレーウオミミズク等

2023-10-11 | ボルネオ
ズアオヤイロチョウ 2023年9月3日 ボルネオ タビン野生動物保護区

2023年9月3日午後;ヤイロチョウを探して森の中を巡りますが、中々に手強い。そんな時、シラフサザイチメドリ(Striped Wren-Babbler)が近距離、目線でしかも警戒心ゼロで囀りを続けてくれました。派手な色はありませんが、何といい子でしょう。
カザリショウビン(Banded Kingfisher)の♀が出てくれましたが、頭上、空抜け、遠いの三拍子。♂も見たかったです。ヒイロサンショウクイも同様でした。
一方、コシアカモリチメドリ(Chestnut-rumped Babbler)はチョロチョロ動き回りますが、何とか全身を撮らせてくれました。コシアカというより、ノドグロムナフの方がふさわしい。
森はどんどん暗くなってきますが、捜索を続けて、遂にボルネオ固有種のズアオヤイロチョウ(Blue-headed Pitta)が一瞬ですが、出てくれました。カメラを向けると暗すぎるせいか、オートフォーカスが効かない!慌ててマニュアルで合わせましたが、ちょっとピンボケ。それでも何とか収められたので、良しとします。暗い森に浮かび上がるその姿は本当に綺麗でした。ヤイロチョウだけを求めて飛び回るPitta Chaserの気持ちが少しだけわかる気がしました。
宿に戻って、夜8時に三度目のナイトツアーに。毎度、登場してくれるマレーウオミミズクですが、今回は狩りの様子を見せてくれました。しかも二度も。北海道のシマフクロウと同様に飛びついて、足で捕まえます。
熟睡しているミナミカンムリワシ。微動だにしませんでした。
オオムササビも必ず目にしました。飛ぶところは見えませんでしたが。
ジャコウネコがパームヤシの実を食べようとしているのでしょうか?どうでしょうね。
リゾート内の様子です。こちらは食堂で、その名もタイヨウチョウカフェ。バイキングでしたが、食べやすい味でした。
並んだロッジ。こちらに3泊お世話になりました。
最大の狙いだったズアオヤイロチョウを収められてハッピーでした。それにしても本当に難関です。

次回は、4日目の様子ですが、コタキナバルへ移動のため、ジャングルには向かわず、リゾート周りを散策。マレーヒメアオヒタキやクロアカヒロハシなどに新たに会えました。ご覧頂き有り難う御座います。