ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ベニヒワ ジョウビタキ 東京都/オオハシシギ オオマシコ 等 埼玉県/チュウヒ 栃木県

2020-02-08 | 関東地方

ベニヒワ♀  東京都立川市にて

2月8日東京都立川市S公園: 東京の都市公園にベニヒワがいる!との情報をいただき、ウソでしょ!と思いましたが、確かに画像はベニヒワ。ソワソワしながら土曜日を待ち、いそいそと出掛けて来ました。よく出るというサワラの木やハンノキの前に数十人のCMが陣取っていますが、気配なし。しょうがないので、トンボの池の木道や周りをウロウロ。すると木道すぐそばにジョウビタキの♂、ほんの数mです。主人公が出ると誰も見向きもしませんが‥‥
他には、亜種アカウソ、亜種リュウキュウサンショウクイ、キクイタダキなど結構色々います。主人公が、なかなかお出ましにならないので、抜けたのかな?と疑念がよぎる午前11時半頃、運よく木道にいたところ、比較的背丈の低いハンノキに突然現れました。間違いなくベニヒワ♀ ですが、5年ぶりの出会いでした。単独行動で、しばらくの間、夢中でハンノキの実を食していました。100人以上は居そうなギャラリーはほとんど気にならない様子でした。
そのうちどこかに飛んでいってしまいましたが、12時半頃別のハンノキに出たそうです。あちこちウロウロしながら木道で待っていると、やっぱりハンノキに登場、逆光で高かったので写真はパス。順光側に回ろうにも、身動きできない状況でした。少し空いて来た14時半頃またまたハンノキに登場。少し高い木で遠かったですが、順光でしたので、撮らせてもらいました。
続いて、最初に現れた低いハンノキに移動してくれました。枝被りが多く、苦労します。
1箇所にかなり長い時間いる時もありますが、頻繁に移動します。なので、たまに羽を広げたところを収める事も出来ました。
それにしても、仕草は可愛いのに、なんか目つき悪いなあ〜、と思うんですが、日差しが強すぎて仕方ないのかもしれません。ヒタキ類に比べると目がずいぶん小さいですね。かなり北で繁殖しているので、夏は日の当たる時間は長いし、冬は、雪の反射で眩しいやらで、目を小さくして紫外線を避けているんでしょうかね。
さて、ベニヒワは、やっぱり雪が似合うなという事で、5年前の2015年3月7〜9日に出かけた野辺山高原のベニヒワの写真を掘り出してみました。まだ機材の関係で、画質は今ひとつですが、胸の赤い♂などが写っていますので、ご覧ください。この年はベニヒワの当たり年で、近年一番の出現数ではなかったかと思います。まずは、ケヤマハンノキの実を食すベニヒワの群れです。右の2羽は♂のようです。
地面の雪がレフ板になって、お腹が白く、曇っている方が額の赤が映えます。
♂成鳥はやっぱり格別です。胸の赤が鮮やかで、鮮紅色とでもいうんでしょうか。
この時の野辺山高原は、当時のねむの木ペンションのご主人にガイドいただき、運よくオオモズにも会え、嬉しい限りの鳥見でした。以後オオモズには再会出来ていません。

1月19日埼玉県川越市伊佐沼: 日付は古くなりますが、珍しくオオハシシギが来ている伊佐沼に出かけて来ました。3回目でやっと会うことができました。まずは、セイタカシギです。
振られっぱなしだったのは、出かけた時間が朝の8時ごろで、ちょうど朝の食事が終わって、おやすみタイムだったのかもしれません。3回目の挑戦でいるのはいましたが、ご覧の通り、おやすみ中で、時折顔を上げたところをなんとか収める事ができました。
その後、渡良瀬に移動。チュウヒのねぐら入りを狙いましたが、ハイチュウ♂♀が帰って来たのは、暗くなってからで、初回ほどの写真は撮れませんでした。チュウヒは、風がないせいか、あまり飛んでくれませんでした。いつの間にか戻って来ていたのか、5羽ほど、松の木に止まっていました。

前回の予告通りに、1月25日のオオマシコ を何枚か載せます。ポイントに着いた直後の8時40分頃、若い♀が登場です。赤みのない渋い色合いです。
程なく、♂成鳥も登場、朝日を浴びてマゼンタが映えて、綺麗ですね、やっぱり。
こちらは、♀成鳥でしょうか、額に少し銀色が見えるのですが、若い♂ほどではないので‥‥
雪が残っていて、なかなか良いですね。
カラ類もよく来てくれます。コガラとヤマガラが鉢合わせ。

次回も、日付を跨いで、埼玉県のあちこちのニシオジロビタキ、キクイタダキ、今回のオオマシコ やカラ類等の残りをアップする予定です。

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