徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

素数・友愛数・完全数

2006年01月14日 | 本と音楽の話題
映画公開間近の話題の一冊を手に取ってみました。タイトルに惹かれてしまった感じです。80分しか記憶がもたない数学者と,その家政婦と息子の話,文章の中に数式が出てくるという何とも風変わり小説。

数学と文学,水と油のように感じるものが,何とも心地よく馴染んでいて,読後感のいい物語でした。

映画では,博士(数学者)の役を寺尾聡が演じるみたいで,「半落ち」で涙ぐんでしまった者的には,今度も映画館に足を運んでみようかと…。

→ 小川洋子『博士の愛した数式』新潮文庫
コメント (2)
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