徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

銀杏あれこれ

2006年12月05日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
今年の3月まで住んでいた宿舎では,玄関を開けるとロケットと“こんにちは”だったのですが,今は写真の彼と“こんにちは”だったりします。黄葉が青空にとっても眩しくて,思わずパシャリ!

個人的には好きな木の一つで,毎年,どこかしらで黄葉した銀杏の木を写真に納めている気がする(昨年は黄色い絨毯でした)。何かと有名な木で,桜やケヤキ以上に知名度の高い木なのではないでしょうか。

そんな有名な木「銀杏」にまつわるあれこれを紹介。

『街路樹として有名』

明治神宮外苑や東大の本郷キャンパス,大阪の御堂筋など,街路樹として有名。ただ,最近では大きくなり過ぎることや樹形を整えるのに手間がかかることなど
から,新たに用いられることは少ない。

『巨樹・古木として有名』

長寿かつ大きく育つことで有名。全国の社寺の境内で,幹周り10mを越えるような巨樹を見かけることが出来る。ちなみに日本一は,青森県の北金ヶ沢のイチョウ,幹周は21m(大人14人が手を繋いでやっと…)というからびっくり。

『生きている化石として有名』

ジュラ紀の地層からもほとんど変わらない化石が発見されており,生きている化石の一つとして有名。葉は扇形の形状をしているが,分類学上は裸子植物,針葉樹に区分される。

『雌雄の木があることで有名』

銀杏(ぎんなん)がなるのは雌の木。街路樹に使われているのは,雄の木が多い(理由は銀杏の実が放つ強烈な臭い)。巨木となっている木も雄の木が多い(実に栄養をとられることが原因?)。

お近くで有名人,もとい有名木を見かけたら,是非是非,写真を撮らせてもらってみて下さい(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする