徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

アウトドア百人一首

2012年02月18日 | ちょっといいとこ,いい景色
百人一首はじめました・・・アウトドアで

別に野外で競技カルタをやる訳でありません。たぶん,意味が分からないと思うので,実例で説明。

上の写真は私がとった十三首目「筑波嶺の 峰より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」

百人一首に詠まれた歌の景色に足を運んで,写真を撮ってきたという訳です。ちなみに正面の山は2つのピーク男体山,女体山を有する「筑波山」,正面を流れる川は筑波山を源流とする「男女川」が流れ込む酒匂川(さかさがわ),撮影場所は「男女川橋」という訳です。

もちろん,当時の情景とは全く違いますし,歌そのものは恋の歌だったりしますから,現実の風景と照合すること自体がナンセンスな部分もあります。

ただ,歌が詠まれたかも知れない場所を探したり,こんな情景だったのでは?と想像してみるのは結構楽しいかと・・。

まあ,札は全国に散らばっていますので,一生かかっても終わらないかと思いますが(笑)

皆さんのお近くで取れそうな札がありましたら,是非,とってご報告下さい。とりあえず,十三首目は私がとりました(もちろん,もっとぴったりの景色をとられてた方がいればお譲りしますが(笑))。


って,実はこの「アウトドア○○」には元ネタがあります。ご存じの方もいるかも知れませんが,下記のみうらじゅん氏の著書がそれです。

→ みうらじゅん『アウトドア般若心経』幻冬舎

高校時代に毎朝,朝礼で般若心経を唱え続けた人間としては,是非,手にしておきたかった一冊(逆に持っていてはいけない一冊かも知れませんが(笑))。街の駐車場の入り口の「空アリ」という看板を見たことがきっかけだったそうですか,確かに「空アリ」は般若心経を教えてもらったことのある人間からするとかなり深いです。
コメント
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