富士山から帰って、今日は朝から大洗濯です。
(実は、昨日早く帰れたので、既に2回、洗濯機を回しています) 特に今回は登山したので、着替えが多いだけでなく、タオルなども大量に出ています。 今日は3回回しましたが、これ以上は干す場所が無いので、大物(シーツ類)は更に明日に”持ち越し”です。
雨が降らなかったのは大助かりですが、富士山に比べると、下界の暑さはハンパじゃありません!! タオルを首に巻いて、明日も洗濯、ガンバルぞ!っと。
富士山から帰って、今日は朝から大洗濯です。
(実は、昨日早く帰れたので、既に2回、洗濯機を回しています) 特に今回は登山したので、着替えが多いだけでなく、タオルなども大量に出ています。 今日は3回回しましたが、これ以上は干す場所が無いので、大物(シーツ類)は更に明日に”持ち越し”です。
雨が降らなかったのは大助かりですが、富士山に比べると、下界の暑さはハンパじゃありません!! タオルを首に巻いて、明日も洗濯、ガンバルぞ!っと。
いろいろあった富士登山から、無事に帰ってきました。
ところで、昨日、雲の上でみんなが人捜しをしている間に、私の方もちょっとした出来事がありました。
ベースキャンプとした山荘は、河口湖の街からスバルラインと並行して走る道路を、富士山方面に登ったところにある別荘地の中にあります。
子どもの頃から2.3年に一度の割合で訪れていますが、交通手段は必ず”車”です。
料その他は、事前に用意して持っていくか、河口湖の街まで車で買い出しに出ます。
わざわざ買い出しに行かなくても、観光目的で出かけた帰りに、ちょっと寄って買い物をしてきたりもしていました。
それが今回の目的は、あくまで”富士登山”で、しかもこちらから乗っていった車は2台とも5合目に行ってしまいました。
昨晩はカレーライスの予定で、ちゃんと材料は用意していったのですが、最後の味付けの段になって「どうも一味足りない」と感じてしまいました。
昼前から作り始めて、材料をじっくり煮込んだので、自分で言うのもなんですが「味は絶品!!」だと思うのですが、大量に作ったのと、野菜が多かったせいで、どうもハンパに甘いカレーになってしまいました。
塩・コショウで誤魔化してしまおうかとも思ったのですが、昼に電話をしたときに「みんな無事に登頂に成功した」と聞いたので、
「これはなんとしても最高のカレーライスを食べさせたい!」と思いました。
最初は、登山組の帰りにちょっと足を延ばしてカレールーを買ってきて貰おうと思ったのですが、どうやら迷子捜しが長引きそう。(とはいえ、あんなに引っ張られるとは思いませんでしたけれど...)
と、以前、街までのバスがあると聞いたのを思い出しました。
時間も判らなかったので、とりあえずバス停まで行ってみて、運良く時間が合えば、それで行ってみようと決心しました。
(時間が合わなかったら.....歩く?.....)
とりあえず別荘地の入口まで行ってみたら、ちゃんとバス停がありました。
時刻表を見ると→
路線図も何も付いていないので、「右廻り」と「左廻り」の違いも分かりません。
ただ、行き先が「河口湖駅行」になっていましたし、とりあえず乗ってから運転手のおじさん(なぜだか、バスの運転手さんは、人の良いおじさんだというイメージが出来上がっていて)に聞いてみれば良いかな、と思いました。
時刻は1時15分。
15分間待つことにしました。
(日陰に入っていたのですが、何もない道端で、どう見ても”ヒッチハイクには見えない”おばさんは、かなり怪しかったかも...)
1時30分を少し過ぎたところで、下からバスが上がってきました。
反対側の道路に停車すると人が下りてきて、その間に運転手さんがこちらを見て窓を開けました。
「街へ行くバスですか?」
と聞くと
「下りは52分です」
という答え。
どうやら、このバスがもっと奥の別荘地まで行って、それが折り返して来るのが52分のようです。
(そんなの、この時刻表じゃ、判らないでしょ!?)
仕方が無いので、更に20分待って、ようやくバスに乗ることが出来ました。
車はマイクロバスで、車体には路線バスっぽく書かれていましたけれど、乗ったら料金表のようなものはありません。
運転手さんは予想に反して「若いお兄さん」で、お客さんも結構多かったので、運転席まで聞きに行くこともできずに暫く座っていました。
と、お隣の席に座っていた私より年配の奥様が
「すみません。このバス代はどうなっているのでしょうか?」
と、コソっと聞いてこられました。
「スミマセン。実は今日初めて乗ったので、私も判りません」
「私も初めて乗ったので、いったいどうなっているのか.....」
(お仲間がいてヨカッタ~~~)
停留所の案内のアナウンスもあり、いつも行く大きなショッピングセンターに停まることが判りましたので、アナウンスの後で、ブザーを押して、バスは停留所に停まりました。
そこで降りるのは、私とお隣の奥様だけでしたので、降り際に運転席に駆け寄って、勇気を出して運転手さんに聞いてみました。
「あの、初めて乗ったのですが、このバス代はどうなっているのですか?」
「はぁ?(語尾を上げた感じで読んでください)
無料ですよ!(明らかに冷たい返事)」
「どうも、すみませんでした」
2人を下ろしてバスは行ってしまいました。
一緒に折りした奥様が
「帰りのバス停はどこなんでしょうね?」
と不安げに仰いました。
反対側の道に、上と同じようなバス停が立っていたので、
「アレじゃないでしょうか...」
と二人で道を渡って見に行きました。
やはり、上と同じように二列に分けて書かれていましたが、2人で、
「たぶん戻りはコレでしょう」
と、見た時間は3時5分。
1時間ちょっとあります。
それでは、この時間までに戻ってきましょうと、その方と一緒にショッピングセンターまで行きました。
歩きながら
「バス停の案内が判りづらいですよねぇ」
「何十年も来ていて、初めて乗ったのです」
などと話をしました。
そんな中で、
「だけど、あの運転手さん、対応が冷たかったですよね」
と私が言うと、その方が
「ほんと、ハンサムなのにね~」
と仰いました。
う~ん、若くてメガネを掛けていて、確かに、どちらかといえば”ハンサム”の部類には入ると思いますが、こういう場面では、私としては”人の良い、話し好きなおじさん”がヨカッタな~~~。
お店の入口で「帰りもご一緒ですね」と、分かれてそれぞれの買い物を済ませて5分前にはバス停に戻ってきました。「乗り遅れたら大変だと思って...」 (バス停を見る限りでは、最終便だったので) 「そうですよね」 「また、帰りも、あの冷たいお兄さんですかねぇ...」 「たぶん」 と、話ながらバスを待ちました。
時刻を少し過ぎたところで、遠くにバスが見えました。 「やっぱり、同じ運転手さんみたいですね」 バスに乗り込むと、その方とは前後の座席になったのでお話もしませんでした。 私の方が先に降りるので、「失礼します」とご挨拶だけしてバスを降りました。
結論、どうやらこのバスは、この道路沿いの別荘地と、駅・ショッピングセンターを結ぶ「無料送迎バス」だったみたいです。 (そんなのどこにも書いてないでしょ!?) まあ、おおっぴらにしたら、関係ない人たちも利用してしまうからなのでしょうけれど、そうですね、最初に管理事務所に行って、聞けばヨカッタですね。
さて、入口から山荘まで、考えてみたら、それなりの距離があります。 (たぶん、我が家の自宅から駅まで行くより遠いかも...) お買い物をしている間、何も意識しなかったので、牛乳だの2リットルのペットボトルだの買い込んでしまいました。フツーのスーパーの重い袋を持って、山の中を歩く自分の姿、なんだか違和感があっておかしな気分になりました。(で、ちゃんと美味しいカレーが出来たのに、まだまだ登山者は帰ってきません.....)
富士登山御一行、登頂成功しました!
が、またまた大事件発生!
(詳細は帰ってから…。
携帯からではとても書けませ~ん!)
(またまた、ここからは後日報告となります)
前日の予定通り、御一行は寝坊することもなく、私が”夜なべ”(これが本当の「ヨナベ」?)して作ったおにぎりを持って出かけていきました。 起床前に、カミナリと屋根を激しく打つ雨音がして、これは「登山断念」せざるをえないかと思いましたが、身支度を整えて出かけるときには、満点の星空でした。
「一応、五合目に着いたら電話するから...」 ということだったので、暫く待っていましたが、ちっとも電話が来ないので、さすがに待ちくたびれて眠ってしまいました。 (断念して帰ってくれぱ、ドア・チャイムが鳴るでしょう...)
目が覚めたら10時すぎでした。 携帯の着信履歴を見たら、何も入っていなかったので、この時間まで帰ってこなければ、ちゃんと登山できたのだろうと一安心。 一応、でんかの携帯に電話をかけたら繋がりました。
「どこですか?」 「今、8合目くらい...」 「ちゃんと登れてますか?」 「大人以外はみんな頂上に行きました」 「はぁ?!?」 なんでも、上るウチにペースが乱れてきて、バラバラの「頂上アタック」となったそうです。 子供達は、みんな元気で、おじさん2人が見事に「高山病」になってしまったようです。
「どうするの?」 「休みながら、ゆっくりでも登る」 「それでは、お気を付けて.....」 やはり、「歳のせい」なのか「日頃の鍛え方」なのか、”付き添い”のはずが、最初にダウンしてしまいました。
昼近くに息子のお友達君に電話してみました。
「無事頂上に着いた?」 「おー、着いた着いた」 「お天気は?」 「バッチリ、最高!」 「みんな大丈夫?」 「あー大丈夫、でも一人迷子になった」 「ええっ!?!誰?」 「A(日本語不通のカナダからのお客人)」 「どうしたの?」 「わかんないけど、今、2人(カナダ組残り)で探してる」 「じゃあ、また連絡ちょうだい」 「は~い」
さすがに、この時点では「ちょっとはぐれた」程度だと思っていて、そんなに大騒動になるとは思いませんでした。 そこで、私は夕食の準備をしながら、買い物に行ったり、散歩しながら写真撮影したりしていました。
その間に、何度か電話でやりとりして 「おじさん組もなんとか回復して、無事に頂上に着いた」 「カナダ組が2回も頂上の”お鉢周り”をしたけれど見つからなかった」 「2手に分かれて、登山道と下山道を探しながら下りている途中」 という情報が入ってきました。
2組とも五合目まで下りてきて、合流し、どちらのルートにも居なかった。 ということで、さあ、どうしましょう.....!?
最初は気軽に考えていましたが、時計を見れば、そろそろ6時。 だんだん暗くなってきました。 カナダ組が来日中の宿泊先にしている、でんかの弟君のところにも電話してみましたが、連絡は入っていないと言います。 (後で聞いたら、迷子君、それらの連絡先を書いた紙を財布に入れておいて、そのお財布は山荘に忘れていったとのこと)
さすがに、「これは警察に届けるしかないか」と思いました。 もしも、上で連絡が取れなければこちらから連絡しなければなりません。 再度メンバーに電話して、 「そこから電話できるのならば、頂上から順に全部の山小屋に電話して、こういう人を見かけなかったか聞いてみること。 「救護センター」等にも確認してみた方が良い」 ということを伝えました。 東京にいる、でんかの弟君も心配して 「これからそっちへ行こうか?」と言います。
そんな何回かのやりとりのうちに 「見つかったって!!」 との連絡が。 「下山口を間違えて須走口に下りちゃって、今、御殿場警察に保護されているんだってサ」 (by息子の友人) 「えええーーーーーー!?!○×△」 「で、これから迎えに行くって」 「誰が?」 「でんかとカナダ組2人。俺たちは帰ることになったから。」 ・・・・・
結局、大人2人がそれぞれ 「中学生組は帰宅」。「カナダ組は御殿場警察に身請け」に行くことになったそうです。 電話から暫くして中学生組は 「あー疲れた!!」 と言いながら帰ってきました。
彼らは「登山」自体は順調で、朝9時過ぎには頂上に着いていたそうです。 こから待機したり探したりで、山荘に帰り着いたのは午後7時半。 こちらの組が、一人ずつお風呂に入って、晩ご飯を食べ終わった頃に、「御殿場行き組」が帰ってきました。 実に出発から17時間以上です。
なんでも、一人遅れて頂上にたどり着いた「迷子君」は休憩所を覗くこともなく、すぐに下山したそうです。 下山道は途中で須走口方面と河口湖方面に分かれているのですが、ここを須走口方面に下りてしまい、須走口でやっと間違いに気づき、休憩所から警察に連絡を入れてくれました。 山ガイドにも「分かれ道に注意」と書いてあって、ちゃんと看板も立っているのですが、日本語はほとんど読めないし、たまたま一緒だった登山者が、みんな須走口方面に行く人ばかりだったので一緒について行ってしまったのだとか...。
迎えに行ったら、御殿場警察の玄関脇のベンチで一人ぽつんと座っていたそうです。 2時半には須走口に下りてきたというので、6時間以上一人で居たことになります。 御殿場警察の対応が冷たくて(外国人も多く訪れる富士山を管轄している割に、英語を話せる人が居なかったそうです。(たまたまかもしれませんけれど...)かなり心細い思いもしたようです。
とりあえず、迷子後も山頂は極めたし、ケガもなく無事に帰って来られたので、めずはメデタシ・メデタシということで.....。
ただ、ヨカッタだけで済ませてはいけませんね。 グループ内で携帯が3台しかなく、しかも富士山の電波状態がすこぶる悪いので、全員がはぐれた時の対策をきちんと立てておかなかったのが大きな敗因です。 (3台とはいえ、「携帯があるから...」という慢心があったことは否めません)
「はぐれてしまったら○○時に△△の前に集まること」 という決め事や、電話を持たない人に電話番号を持たせておくべきでした。
(が、しかし、連絡をただ待つしかない身としては.....
登山もしていないのに、あー疲れた!!)
5-6合目の間で見た”後来光” 富士山頂 photo by でんか
「頂上での記念写真とか無いの?」 と聞いたら、 「それどころじゃ無かった!!」
ということで、せっかくの「登頂記念」に参加者のスナップ写真はありません.....。
ベースキャンプに到着。
まずは富士浅間神社に登山祈願。
と、↑までが現地からの携帯リポート。これだけ書いて、更にupするまでに30分もかかってしまいました。(なにしろ、携帯の電波状態が悪いので)
で、結局、詳細レポートは断念して「帰宅後報告」です。
この日は、朝9時に自宅を出発して、中央道で河口湖ICを下り、ベースキャンプとなる山荘まで、2時間で到着しました。(たいへん良くできました。パチパチ)
荷物を置いてから、富士吉田にある北口本宮富士浅間神社まで、登山祈願に行きました。
ところで、富士吉田といえば「吉田のうどん」です。
今回は、ただただ「富士登山」のための富士山行きですので、観光もグルメもありません!
でも、「吉田のうどん」くらい食べても、バチは当たらない(何の?)かと、お参りの前にお昼ご飯を食べに行きました。
今回のお店は、「あんめ」です。
「天ぷらうどんが美味しそう」と、でんかがセレクトしたお店なのですが、写真は息子が食べた「チャーシューうどん」。
なんとなく、邪道(?)なカンジもしますが、なにしろ載っていたチャーシューの美味しそうなこと!?
(「味見させて」と言ったら、却下されてしまいました...)
こ~んなのが鳥居についていて、いかにも!というカンジ
お昼を食べて、いよいよ参拝です。
昔は、この鳥居をくぐってから富士山に登っていきました。
いくら五合目までは車で行ってしまうとしても、富士山の神様(木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)に、きちんとご挨拶しませんとね。
うっそうとした木々が立ち並ぶ参道を進むと、正面には立派な本殿が現れます。
さて、今回の「富士登山メンバー」ですが、カナダから来日中の甥とそのお友達二名(アジア系の方。日本語はほとんど×)と、でんかと息子、それと一昨年のカナダ行きの時も一緒だった息子の友人と、他の友人のお父さん1人。
このメンバー構成が、一昨年の「成田・パスポート事件」に匹敵する大事件に繋がっていったのでしょうか...。
このときは、誰も想像しませんでした。
ところで、息子の友人ということは、受験生が2人。
(「受験生がこの時期に富士登山なんかしていて良いの!?」というご意見もございますが...)
なので、本殿では、登山の安全祈願と同時に、合格祈願の絵馬も奉納しました。
もしも登山不成功や、途中で「転んだり」「滑ったり」したら縁起が悪いので、特に念入りに気合いを入れて拝んでいました(かな?)
金剛杖に刻印も押して貰い(やっぱり五合目よりも「北口本宮神社」の方が御利益がありそう...)準備万端です。
夕方、カナダ組も到着して、参加者は9時に就寝。
(起床予定は午前2時30分)
私は一人で、ご飯を炊いて御弁当のおにぎり作りです。
(お釜が小さいので、洗う→焚く→握る
の繰り返しで、静かに富士山の夜は更けていきました~~~。)
この記事、携帯で書いてます。
(注:”My携帯”ではありません)
◆ ◇ ◆
(ここからは、いつも通り...)
実は、明日「富士登山・後方支援隊」として出動します!!
(台風さん、サッサと行っちゃってくださいね~~)
なので、日記の投稿も、”借り物携帯”からの発信になりそうです。
果たして、無事に記事の更新ができますでしょうか.....。
(「携帯で無事に繋がるか」と、いうこと以上に 「私が携帯を使うことができるのか!?」ということが大きな問題です!!)