が、イングヴェイ・マルムスティーンや
クリス・インペリテリみたいにとにかく疾走
しまくる速弾きも大好きです。
また、超絶テクニックのオンパレードな
スティーヴ・ヴァイやエディ・ヴァン・
ヘイレンも大好きです。
感情がこもった泣きのゲイリー・ムーアや
ジョニー・ウィンターも圧巻です。
唯一無二な個性のジミー・ペイジやジミ・ヘンドリ
クスも大好きです。
ジャンルの垣根を越えた、スティーヴ・モーズや
エリック・ジョンソンなども凄いです。
進化しつづけるジェフ・ベックやジョー・サトリアー
ニの冒険心には脱帽です。
ギターの限界を超えた、ウリ・ジョン・ロートや、
アラン・ホールズワースや、ジョン・ペトルシー
の凄さは言葉で言い表せません。
キリが無いので、ここらで本題に入ります。
ヴィニー・ムーアのベスト盤を購入しましたが、
このアルバムに匹敵するギターインストアルバム
を今まで聴いた事がありません。
ヴィニー・ムーアは、フュージョンタイプの曲では
リー・リトナーっぽいプレイをするし、クラシカルな
速弾きではトニー・マカパイン並ですし、
プログレッシブ・ロックっぽい曲ではスティーヴ・ハウ
やロバート・フリップもゾッとしそうな演奏です。
1つの演奏スタイルを貫くギタリストも好きですが、
ヴィニー・ムーアのように表現力が豊かな、オールマイ
ティスタイルには驚かされます。
タンゴ、カルメン、ブルース、スパニッシュ何でも
ござれです。
大抵はオールマイティ系ギタリストは、各ジャンルを
浅く広くのタイプか、多少は得意不得意が偏り
ます。
学校のテストで例えると、
国語78点、数学80点、理科75点、社会79点、
英語81点もしくは、
国語94点、数学12点、理科100点、社会98点、
英語0点タイプが多いです。
しかし、ヴィニー・ムーアはオール満点だと思います。
完全無欠です。ジャズでも、クラシックでも、ロカビリ
でも、その分野の1流ギタリストと並ぶ、もしくは
それ以上の演奏を聴かせてくれます。
ヴィニー・ムーアのテクニックや表現力がどんなに凄く
ても、僕にとってリッチー・ブラックモアが1番に好きな
気持ちは不動のままです。リッチー・ブラックモアは
他のギアタリストとは別格です。