人間は本来、利己主義な生き物です。
でも、倫理観、常識、道徳心、教育、成長
などにより欲望のままに突き進む事を制御し、
譲歩して共存をはかります。
しかし、目的達成の為の手段と、理性を失い
秩序を乱す人もいます。社会的ルール、規定
に違反しても、自らの利益優先だけで突き進み、
屁理屈を並べ立て、人に不当な扱いをする
ワンマン社長がいます。
ラーメン屋勤務時代、正社員採用の求人であり
ながら、いつまでたっても保険、年金をかけて
くれませんでした。僕の勤務態度などは評価し
ていながら、社員とし当然の権利を無視し続け
られました。
ハローワークの人が「ここの会社はちょっと・・。
待遇面が・・この表とは違うってクレームが何度
もありまして。指導しましたが、改善がなく・・。
この会社は出入りが激しく、紹介しても、短期間
で辞める人が多いんですが、よろしいですか?」
と言われた意味がよく分かりました。
ただ、僕は無理に社員になる道は選びませんでし
た。どうせ、すぐに辞めるつもりでしたから。
正社員待遇ならば3年はいたと思いますが、
一般のバイト以下の給料なら自分の道を切り開
くのを早く進める事が先決だと思いました。
僕が勤務していた店には、もう何も期待して無く、
得るものもありませんでした。
だから、よその店よりも、自分の店計画に情熱を
注ぎました。
ラーメンは大衆食ゆえ芸術論めいた発言は毛嫌わ
れるかもしれませんが、僕のスタンスはラーメンを
通し何かを表現したかった。青春時代に絵を描いた
り、バンドをやったりしていた事全てを注ぎ込み
たかったです。
ラーメンは無限の可能性を秘めた、広がりある
フリースタイルな食べ物です。
僕は潜在的に独自の価値観を持っています。
あらゆる可能性を試せるフリースタイルな
ラーメンと僕独自の価値観は合致しました。
僕独自の価値観とは、
性格、習慣、教育などで得た価値観を正し
いと鵜呑みにしない、いわゆる逆コースです。
見た事、聞いた事、感じた事も全てを正しい
と信じこむような事はないです。
また、前例、過去の説にも疑いを持ちます。
ただの捻くれ者の、天邪鬼な、偏屈人では
無く、何事も問題意識と真実探求が必要だと
思っているだけです。だから、僕には物事を
「これは、こうあるべき」と断定してしまう
固定概念はありません。
回り道であっても、誰かの意見を鵜呑みに
するより、自分で得た情報の方が意味を
持ちます。
例えば、ラーメン作りも何度も実験を試し
そこに見られる変化を確かめ、その中の
本質を見つけだす方が、調理本を読むだ
けで得た知識より意味があります。
本題に入りますが、僕は在り来たりな
ラーメン屋になる気は更々無かったです。
誰かと競う気も無かったです。
僕がラーメンを食べる際は、うまい、
まずいよりも、根底にある店主のアイデン
ティティを感じとっていました。アイデン
ティティを感じられるラーメンは魅力的
でした。だから、僕も自分のアイデンティ
ティを表現するスタイルの店にしました。
実験もアイデンティティです。
僕のラーメン実験は、ロックっぽいです。
キッチリ、キッチリ物事を決め、制作に
入らないあたりロックっぽい。ロックバ
ンドの多くは、リフやコード進行だけを
決め曲作りをします。ジャムりあいなが
ら、ノリで仕上げていきます。僕のラー
メン作りもそのスタイルに近いです。
細かいニュアンスまで譜面に起こし、
譜面を忠実に再現するスタイルとは
正反対なアバウトさでインプロヴァ
イズを多用します。
ラフな計画で作りながら変更、修正
をしていくほうがスリリングで楽しい
です。
持てる限りの調理テクニックを全て
披露する必要は無いです。複雑な製法
を駆使したり、出来る事の全てを
見せつけ、やり尽くす事には意味が
ありません。
適切な場所で適切なテクニックを
使うだけの、シンプルな製法の方が
クールです。僕も必要最低限なシン
プルさを目指したいけど、何かと
やりすぎる癖があります。
作り手のエゴで塗り固めた、自己
満足のみのラーメンを作らないよう
心がけたいです。
当店は、だいぶ作り方が変わり、味も
どんどん変化してきました。しかし、
表面的な表現手段の変化はありますが、
本質的な根本は何も変わっていません。
でも、倫理観、常識、道徳心、教育、成長
などにより欲望のままに突き進む事を制御し、
譲歩して共存をはかります。
しかし、目的達成の為の手段と、理性を失い
秩序を乱す人もいます。社会的ルール、規定
に違反しても、自らの利益優先だけで突き進み、
屁理屈を並べ立て、人に不当な扱いをする
ワンマン社長がいます。
ラーメン屋勤務時代、正社員採用の求人であり
ながら、いつまでたっても保険、年金をかけて
くれませんでした。僕の勤務態度などは評価し
ていながら、社員とし当然の権利を無視し続け
られました。
ハローワークの人が「ここの会社はちょっと・・。
待遇面が・・この表とは違うってクレームが何度
もありまして。指導しましたが、改善がなく・・。
この会社は出入りが激しく、紹介しても、短期間
で辞める人が多いんですが、よろしいですか?」
と言われた意味がよく分かりました。
ただ、僕は無理に社員になる道は選びませんでし
た。どうせ、すぐに辞めるつもりでしたから。
正社員待遇ならば3年はいたと思いますが、
一般のバイト以下の給料なら自分の道を切り開
くのを早く進める事が先決だと思いました。
僕が勤務していた店には、もう何も期待して無く、
得るものもありませんでした。
だから、よその店よりも、自分の店計画に情熱を
注ぎました。
ラーメンは大衆食ゆえ芸術論めいた発言は毛嫌わ
れるかもしれませんが、僕のスタンスはラーメンを
通し何かを表現したかった。青春時代に絵を描いた
り、バンドをやったりしていた事全てを注ぎ込み
たかったです。
ラーメンは無限の可能性を秘めた、広がりある
フリースタイルな食べ物です。
僕は潜在的に独自の価値観を持っています。
あらゆる可能性を試せるフリースタイルな
ラーメンと僕独自の価値観は合致しました。
僕独自の価値観とは、
性格、習慣、教育などで得た価値観を正し
いと鵜呑みにしない、いわゆる逆コースです。
見た事、聞いた事、感じた事も全てを正しい
と信じこむような事はないです。
また、前例、過去の説にも疑いを持ちます。
ただの捻くれ者の、天邪鬼な、偏屈人では
無く、何事も問題意識と真実探求が必要だと
思っているだけです。だから、僕には物事を
「これは、こうあるべき」と断定してしまう
固定概念はありません。
回り道であっても、誰かの意見を鵜呑みに
するより、自分で得た情報の方が意味を
持ちます。
例えば、ラーメン作りも何度も実験を試し
そこに見られる変化を確かめ、その中の
本質を見つけだす方が、調理本を読むだ
けで得た知識より意味があります。
本題に入りますが、僕は在り来たりな
ラーメン屋になる気は更々無かったです。
誰かと競う気も無かったです。
僕がラーメンを食べる際は、うまい、
まずいよりも、根底にある店主のアイデン
ティティを感じとっていました。アイデン
ティティを感じられるラーメンは魅力的
でした。だから、僕も自分のアイデンティ
ティを表現するスタイルの店にしました。
実験もアイデンティティです。
僕のラーメン実験は、ロックっぽいです。
キッチリ、キッチリ物事を決め、制作に
入らないあたりロックっぽい。ロックバ
ンドの多くは、リフやコード進行だけを
決め曲作りをします。ジャムりあいなが
ら、ノリで仕上げていきます。僕のラー
メン作りもそのスタイルに近いです。
細かいニュアンスまで譜面に起こし、
譜面を忠実に再現するスタイルとは
正反対なアバウトさでインプロヴァ
イズを多用します。
ラフな計画で作りながら変更、修正
をしていくほうがスリリングで楽しい
です。
持てる限りの調理テクニックを全て
披露する必要は無いです。複雑な製法
を駆使したり、出来る事の全てを
見せつけ、やり尽くす事には意味が
ありません。
適切な場所で適切なテクニックを
使うだけの、シンプルな製法の方が
クールです。僕も必要最低限なシン
プルさを目指したいけど、何かと
やりすぎる癖があります。
作り手のエゴで塗り固めた、自己
満足のみのラーメンを作らないよう
心がけたいです。
当店は、だいぶ作り方が変わり、味も
どんどん変化してきました。しかし、
表面的な表現手段の変化はありますが、
本質的な根本は何も変わっていません。