元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

喫茶店 二輪館

2007年04月10日 | 唐津の大衆食名店
いつものように行きつけの喫茶店に行ってみると、
臨時休業でした。

仕方なく、「たまには初めての喫茶店にでも行って
みようか」と、原付を走らせること10分ほどの
お魚村近くに「二輪館」という店を発見。

中世ヨーロッパ調の洋館で、店内に入ると、
甲冑のミニチュアがあった。

店内は漆喰壁で、調度品までまさにヨーロピアン。

高級感漂い、凄くお洒落な大人の空間でした。

また、場違い的な、大型バイクが3台店内に
展示されていました。(うちもラーメン屋なの
にギターが何本も展示してあるから、他店の事は
いえませんが)

僕は本当は、こういった17世紀の貴族の屋敷の
ようなラーメン屋をしたかった。でも、低予算で
ああゆう雰囲気は出せないので、ありきたりに
成りました。

入店から10分、マスターとの会話は無く、少し
気まずく、中世ヨーロッパについて僕が喋りだした。
店内BGMといい、雰囲気といい、間違いないと確信
していたのに「はぁーー」「そうですか」と
全く会話に乗ってこない。マスターは僕と同じく
相当な無口なタイプかな?と思いながらも、17
世紀ヨーロッパについて語りました。

少しでも乗ってきてくれれば、僕の得意な
ヨーロピアン・古典ミュージックの、ケルトや
トラッドについて色々喋れますが、全く無関心な
様子でした。

なので、会話を変え「このカプチーノには柑橘風
味がしますが、柚子ですか?」と聞くと、マスター
の何かのスイッチが入った。「いえ、それはオレ
ンジです。ウィンナーコーヒーも、カプチーノも
生クリームを使用しますが、カプチーノでは
シナモンスティックを使用します。・・・・・」
と色々語りだし、僕は相槌を打つ程度で、コーヒー
について色々40分ほど語られました。まさに、
コーヒー独演会でした。僕には専門用語が多すぎ
話が半分も分かりませんが、コーヒーに対する
情熱やこだわりは物凄いようです。

現に、唐津のお客は20%ぐらいで、ほとんどが
県外の客で「二輪館」の本物の美味しいコーヒー
を求めて来るようです。

1番高い1杯1000円のコーヒーも頻繁に売れて
いるようですので、よほどのコーヒーマニアをも
唸らせる店なのでしょう。僕は、あまりコーヒー
に詳しく無いし、コーヒーの美味い、マズイを
分からないけど、こだわりを持っている人には
コーヒーのたて方、豆のひき方、水の良し悪し、
焼いた豆の熟成期間、産地(1日の気温差)など
こだわっているようです。

この店は、同じコーヒーでも、朝、昼、晩で
入れ方が違うらしいです。濃さを変え、気温、
時間帯によって、1番美味しいコーヒーを出す
こだわりようです。

マスター曰く「一日で1番コーヒーが美味しく
感じるのは昼時。体内の状態が1番コーヒーを
受付やすくなっている」らしいです。

豆の産地も、高山の寒暖差が激しい地域の豆が
絞まっていて、苦味が強いらしいです。

また、入れる人によっても、味が全然違うらし
いです。コーヒーも色々と深いようですね。

また、店内のバイクについて聞くと、またも
マシンガントークのスイッチが入った。
バイクへの情熱も相当なもので、信州によく
バイクで行かれるようです。バイクの整備の
話から、バイク乗りの気持ち、バイクに乗る
際の服装などについて長々と語られました。

まさに、僕と同じタイプの人のようです。
関心ない分野の話では無口なのに、興味が
ある話では、夢中になって喋りまくるのなん
て僕っぽいです。

話題の一致点はあまりありませんが、少年の
ように趣味に夢中な所と、自分の仕事に対し
探究心旺盛な姿勢など気に入りました。

カプチーノ、フレンチブレンドコーヒー、
アイスコーヒーを飲みましたが、いずれも
美味しかった。

また、行ってみたい店です。

雰囲気はリッチー・ブラックモアが行きつけの
レストランっぽいです。リッチー・ブラック
モアがシークレットライブや、雑誌インタビ
ューでよく使用している店っぽく、あの雰囲気
が何よりいいです。

サッポロ一番 カップスター   復刻版

2007年04月10日 | ラーメン
サッポロ一番 カップスターの復刻版が発売
されたので、スーパーを探しましたが、唐津
の店2件には無く、3件目でようやく
「しょうゆ味」1個、「みそ味」3個あり
ました。残念ながら、塩、とんこつ、カレー
はありませんでした。

僕は、日清のカップヌードルより、カップス
ター派でしたので復刻は嬉しいです。

しかし、遠目には昔親しんだギザギザ・
パッケージなのに、表面がツルンとしています。

裏側から見ると、カップ表面にギザギザな紙が
貼ってあり、その外に、クルッと昔の絵柄が
貼ってありました。

なので、本当の昔のギザギザしたパッケージで
は無いです。ま、手で持った際に熱くないよう
に配慮された、用途では理屈は一緒ですが、
完全に昔の形で復刻してほしかったです。

まだ食べていないので、明日の朝ごはんに
もします。

サランラップ頭の男

2007年04月10日 | 唐津・からつ・カラツ・KARATSU
僕は中学時代から髪切りは、刀町のキング理容
院に行っています。格安価格の理髪店です。

全セット(シャンプー&髭剃り)でも1600円
です。(今日の昼に行った喫茶店に払った額より
安い)

今日もいつものように行きましたが、年配の
理髪師さんが頭にサランラップを巻いてい
ました。頭中にグルグル巻きです。
サランラップのターバン状態でした。

僕は長年通っているものの、あまり喋らない
ので、あのサランラップ頭が何なのか不明な
ままです。

高校時代友人が「ブリーチで茶髪にする時は
サランラップを巻く」と聞いていたので、白髪
染めか何かしていたのでしょう。

あの異様な姿はウケました。また、頭にサラン
ラップを巻いた状態で、客の髪を切っていまし
たので笑い転げそうでした。

映画:UDON

2007年04月10日 | 映画レビュー
大ヒット映画「UDON」がレンタルされたので、
早速見ました。

見終わった後「うどん食いたい」って気分
になりました。

フジテレビ制作の映画だけあり、上映前から
フジテレビでは特番を組み、頻繁に特集し
ていました。

情報番組では、映画館で張り込み「UDON」
を観た人が、映画館前のうどん屋に行くか
調査していました。映画館から直行で行く
人が見られ、そのうどん屋のインタビュー
でも「売上は1.5倍に増えました」と
「UDON」効果が出ていたようです。

この映画は難しい場面は一切無く、典型的
なベタな大衆娯楽映画の王道です。ありが
ちな展開と、ハッピーエンドと、お決まり
パターンですが、あえてベタな作りで
特徴を出さなかったと思います。映画マ
ニアは「ん~~」とのイマイチの感想を持つ
と思いますが、老若男女問わず楽しめる
映画とは思います。

まだ見ていない人のネタバレをしない為
あえてストーリーには触れませんが、
「ブームとは何か」との風刺も描かれて
います。閉店した松井製麺所に元客が
色々メッセージを書き残すエピソード
は、ラーメン屋の大勝軒に伝わる実話
や、虹色ラーメンというコミックにも
描かれているベタな話ですが、あのよ
うに大勢から愛される店に僕も憧れ
ます。

ちなみに今日は「牧のうどん」に行き
ました。