元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

レインボーのライブがテレビ放送

2007年04月25日 | リッチー・ブラックモア
4月29日(日)AM0:30~2:00
NHK BS2

黄金の洋楽ライブという番組で、レインボー
の1977年ドイツ・ミュンヘン公演模様
が放送されます。

リッチー・ブラックモアに、ロニー・ジェーム
ス・ディオ 、コージー・パウエルと、ハード
ロック界のトップが集結した、3頭黄金期の
ライブです。

このDVDは持っているので、このライブ内容は
何十回も観ましたが、番組の冒頭と、ラストに
誰で、どういったコメントをするのか楽しみです。
あの番組でハードロック系なら、ローリーか、
野村義男と予測しています。

当初は、ライブ映像として発売予定が無かった
ビデオ映像なので、画質は相当悪いですが、
内容は充実しています。

リッチー・ブラックモアのファンは、勿論
全てのロックファンに見て欲しいです。

ロックファンじゃなく、当店のお客様など
にも観ていただけると嬉しいです。

様式美とリッチー・ブラックモア

2007年04月25日 | リッチー・ブラックモア
リッチー・ブラックモアは、様式美いわゆる
ネオ・クラシック・ロックの創始者です。

リッチー・ブラックモアの登場以前から
プログレッシブ・ロックの流れでクラシック
音楽とロックの融合は試されていました。
でも、前衛的路線は通好み路線であり、マイ
ナーな域にとどまっていました。

しかし、リッチー・ブラクモアのストレート
にカッコイイサウンドと、適度にポップな
路線は広く受け入れられ、様式美というジャ
ンルが確立し、今も様式美系新人バンドは
出ています。

でも、近年の様式美系はイングヴェィの
インスパイア系が多いです。いわゆる、
速弾き系ハーモニック・マイナー・スケ
ールのギタリストです。

昔のイングヴェイのインタビューとか読むと
ロックの影響を頑なに否定し、他のギタリス
トから影響を受けていない事をアピールして
いました。

そのインタビューもカッコイイと影響を受け
たのか、モロイングヴェイ・スタイルなのに
「イングヴェイは聴いた事が無い。俺が好き
なのはリッチー・ブラックモアだ」と言う
のが流行っている。

昔のイングヴェイは、「俺はパガニーニの演奏を
聴いて速弾きを思いついた。バッハ、ベートー
ベン、ビバルディ、チャイコフスキー、ヘンデ
ルなどのバロック期の音楽が俺のルーツ」と言っ
ていたが、80年代後期ぐらいからジミ・ヘンド
リクス、リッチー・ブラックモア、ウルリッヒ
ー・ロート、ブライアン・メイ、アラン・ホールズ
ワースなどからの影響を語りだしました。」
特にイングヴェイ・マルムスティーンは、
リッチー・ブラックモア愛好家で、ステージ衣装、
スキャロップ加工フェンダー・ストラトキャスター、
マーシャル・アンプなどリッチー・ブラックモア
の影響を伺えます。メンバーの首切り魔、気難し
い人間性までもコピーしているのかもしれません。

イングヴェイ・マルムスティーンは年々、ヘヴィ
さを追い求めているのに対し、リッチー・ブラッ
クモアはどんどんポップ&キャッチーを求め、
ブラックモア・ナイトではピュアなヒーリング
ミュージックをやっています。

リッチー・ブラックモアは、あまりこだわらず
偶然オーディションに来たようなメンバーを
バンドに入れているように見えますが、実は
譲れない最低限ラインはあるようです。
まず、黒人は絶対に入れません。テープ審査、
オーディションでは、黒人は全て外されます。
リッチー・ブラックモアの中で合わない物
があるのでしょう。

過去には仕方なく指弾きのベーシストとやった
事があるようですが、リッチー・ブラックモア
は指で弾くベーシストが嫌いです。ピック弾き
しか認めません。

ボーカルはルックスがいいのが最低条件です。
バンドのフロントマンとして相応しいルックス
を求めます。

僕はレインボーが世界一好きなバンドですが、
アメリカのテレビ企画「20世紀ロックバンド・
ベスト100」に、レインボーはランクされて
いませんでした。レインボーはディープ・パー
プルほど売れていなく、ましてやレッド・ツ
ェッペリン、ブラックサバス、メタリカ、
オジー・オズボーン、AC/DCとは比較に
ならないほど世間的知名度は低かったです。

レインボーは、広いファンに浅く好まれて
いるバンドではなく、陶酔しまくって崇拝の域
のコアなファンに支持されています。なので、
リッチー・ブラックモアを好きで好きでたま
らない人が多いので、雑誌評価がどうあれ、
ファンはぶれません。リッチー・ブラックモ
アは絶対に駄作を作らない、名作しか作らな
い。と、ファンはリッチー・ブラックモアを
信頼しきっている関係です。

PS・・・リッチー・ブラックモアの息子、
J.R.ブラックモア(ユルゲン・ブラック
モア)は、ソロ作を2枚出していますが、な
かなか表舞台へ登ってこないですね。
リッチー・ブラックモアほどの偉業は期待
できそうに無いです。