様式美麺25弾「クリムゾンキングの宮殿麺」について
詳しくはコチラ。
http://blog.goo.ne.jp/hideyuki5150/e/d9629284d9cb96ea64301b0a2eb2e7db
原材料はほぼ変更していませんが、配合、調理法に若干
の変更をし、よりマイルドで旨味が増した改良型になりました。
価格:並 500円
大 600円
クリムゾンキングの宮殿麺の発売期間中、当ブログ読者のみ
裏メニューを販売いたします。
「クリムゾンキングの坦々油そば」です。
坦々麺の元祖はスープが無い、油そばスタイルでした。
そこで、当店もスープなしの坦々麺を作ってみたくなりました。
今まで当店は何度と無く「油そば」を販売してきましたが、今回
程コクたっぷりの「油そば」は初めてです。ピリカラで、高級魚介
の旨味が凝縮した他店では決して味わえない本作を是非
お召しあがりください。
価格:並 500円
大 600円
一昔前までは、ラーメンとは、お洒落とは相反する
食べ物でした。
ボロい店で、油が店中にこびりつき、店内に漂う臭い
匂い、ズルズルと下品に食べ、店主は無愛想で恐い、
商品サンプルは汚く、店内にはボロボロのサイン色紙
や新聞記事なんてのが昔のラーメン屋のイメージです。
とても、女の子1人で立ち寄れる雰囲気じゃなかった
と思います。
多分、最初にラーメンがお洒落と言われるようになっ
たのは昭和46年です。当時、歩行者天国で「ファッ
ション・フード」というキャッチコピーで売り出され
た日清食品の「カップヌードル」です。昭和33年に
世界初のインスタントラーメンを日清食品が発売し
大ブームになり、次なる快進撃が世界初のカップラー
メン「カップヌードル」でした。
若者を中心にカップヌードルが大ブームになり、歩き
ながらプラスチックフォークでカップヌードルを食べ
る事が最もファッショナブルでした。
昭和40年代後半マクドナルドのハンバーガーを食べ
ながら歩いたり、ケンタッキーフライドチキンを食べ
ながら町を練り歩くのがブームになりました。(僕が
生まれる前なので知りませんが、文献によると)
昭和末期にはクレープを食べながら歩くのがお洒落で、
最近では焼き芋を食べながら歩くのがお洒落です。
(2年前ぐらい焼き芋ソムリエまで登場し、女性を
中心に高級焼き芋が流行りました)
大人からは「はしたない」「下品」と非難されまし
たが、いつの時代もジェネーションギャップはあり、
若者は大人が嫌がる事を好むものです。
僕だって、親からヘヴィメタルを散々非難され、
軽蔑されたからこそ、ヘヴィメタルにどんどんのめ
り込んで行きました。
話をラーメンに戻しますが、ラーメン屋というのは
相変わらずお洒落と逆行した飲食店であり、15年
前までは店側もそれでいいと思っていたはずです。
しかし、ラーメン界の94年組登場を前後したぐらい
からラーメンブームが起こり、様々な形態のラーメン
屋が出てきました。
特にアパレル出身や、フレンチ・イタリアンシェフ出身
などの異業種からの参入者が、ラーメンのイメージを
大きく変えました。
店内は清潔で、内装、外装、調度品、食器などにも
カフェやお洒落なバーをイメージしたような物を導入し、
BGMもジャズやオールデイズなどで品格を出した。
ユニフォームも洋食屋風だったり、和食風だったり、
高級店的なものから、ピシッと長袖のボタンシャツを
着たり、ファッショナブルなユニホームなど凝った店
が増えました。また、接客も、落ち着いたトーンで
笑顔で接するマニュアルを作り研修で練習したり
するようになりました。
肝心のラーメンも、各店が、オリジナリティーを
全面に打ち出すような独創的メニューが目立ち出し
ました。
そして、近年のラーメン界では、ヘルシーさを売り
にしたラーメンや、デザートや、サラダなど、女性客
を大幅に獲得しようとする動きがあります。
また、ラーメン界の革命児とも言える店主達は
タレント並みにテレビに出て「店に行けば店主に
会える」「店主が作るラーメンが食べたい」と
アイドルの追っかけ的なお客さんも増殖しているよ
うです。
そして、極めつけは高級ラーメンです。1杯1万円
以上もするラーメン屋も次々と出現し、懐石風だっ
たり、高級中華風だったり、大衆食やB級グルメと
は明らかに異なる、絢爛豪華なラーメンが珍しく
ない時代に成りつつあります。
ラーメンのコース料理という新スタイルも東京など
では人気があり、前菜からデザートまで全てラーメン
をベースにした物で作られているようです。
これから10年後、20年後はラーメンがどのよう
な食べ物になるか分かりませんが、もうすでにラーメン
業界は2極化の流れにあるので、この差は広がると
思います。
蕎麦屋は、高級懐石蕎麦で10万円前後とる店もあれば、
立ち食い蕎麦を250円で売っている所もある。と、そ
んな方向にラーメンも向かっているのかもしれません。
食べ物でした。
ボロい店で、油が店中にこびりつき、店内に漂う臭い
匂い、ズルズルと下品に食べ、店主は無愛想で恐い、
商品サンプルは汚く、店内にはボロボロのサイン色紙
や新聞記事なんてのが昔のラーメン屋のイメージです。
とても、女の子1人で立ち寄れる雰囲気じゃなかった
と思います。
多分、最初にラーメンがお洒落と言われるようになっ
たのは昭和46年です。当時、歩行者天国で「ファッ
ション・フード」というキャッチコピーで売り出され
た日清食品の「カップヌードル」です。昭和33年に
世界初のインスタントラーメンを日清食品が発売し
大ブームになり、次なる快進撃が世界初のカップラー
メン「カップヌードル」でした。
若者を中心にカップヌードルが大ブームになり、歩き
ながらプラスチックフォークでカップヌードルを食べ
る事が最もファッショナブルでした。
昭和40年代後半マクドナルドのハンバーガーを食べ
ながら歩いたり、ケンタッキーフライドチキンを食べ
ながら町を練り歩くのがブームになりました。(僕が
生まれる前なので知りませんが、文献によると)
昭和末期にはクレープを食べながら歩くのがお洒落で、
最近では焼き芋を食べながら歩くのがお洒落です。
(2年前ぐらい焼き芋ソムリエまで登場し、女性を
中心に高級焼き芋が流行りました)
大人からは「はしたない」「下品」と非難されまし
たが、いつの時代もジェネーションギャップはあり、
若者は大人が嫌がる事を好むものです。
僕だって、親からヘヴィメタルを散々非難され、
軽蔑されたからこそ、ヘヴィメタルにどんどんのめ
り込んで行きました。
話をラーメンに戻しますが、ラーメン屋というのは
相変わらずお洒落と逆行した飲食店であり、15年
前までは店側もそれでいいと思っていたはずです。
しかし、ラーメン界の94年組登場を前後したぐらい
からラーメンブームが起こり、様々な形態のラーメン
屋が出てきました。
特にアパレル出身や、フレンチ・イタリアンシェフ出身
などの異業種からの参入者が、ラーメンのイメージを
大きく変えました。
店内は清潔で、内装、外装、調度品、食器などにも
カフェやお洒落なバーをイメージしたような物を導入し、
BGMもジャズやオールデイズなどで品格を出した。
ユニフォームも洋食屋風だったり、和食風だったり、
高級店的なものから、ピシッと長袖のボタンシャツを
着たり、ファッショナブルなユニホームなど凝った店
が増えました。また、接客も、落ち着いたトーンで
笑顔で接するマニュアルを作り研修で練習したり
するようになりました。
肝心のラーメンも、各店が、オリジナリティーを
全面に打ち出すような独創的メニューが目立ち出し
ました。
そして、近年のラーメン界では、ヘルシーさを売り
にしたラーメンや、デザートや、サラダなど、女性客
を大幅に獲得しようとする動きがあります。
また、ラーメン界の革命児とも言える店主達は
タレント並みにテレビに出て「店に行けば店主に
会える」「店主が作るラーメンが食べたい」と
アイドルの追っかけ的なお客さんも増殖しているよ
うです。
そして、極めつけは高級ラーメンです。1杯1万円
以上もするラーメン屋も次々と出現し、懐石風だっ
たり、高級中華風だったり、大衆食やB級グルメと
は明らかに異なる、絢爛豪華なラーメンが珍しく
ない時代に成りつつあります。
ラーメンのコース料理という新スタイルも東京など
では人気があり、前菜からデザートまで全てラーメン
をベースにした物で作られているようです。
これから10年後、20年後はラーメンがどのよう
な食べ物になるか分かりませんが、もうすでにラーメン
業界は2極化の流れにあるので、この差は広がると
思います。
蕎麦屋は、高級懐石蕎麦で10万円前後とる店もあれば、
立ち食い蕎麦を250円で売っている所もある。と、そ
んな方向にラーメンも向かっているのかもしれません。
僕は映画好きであるのに、恥ずかしながら
黒澤映画を今まで1本も見ていませんでした。
クリント・イーウトウッドや、ジョージ・ルーカ
スも「1番好きな映画監督」と賞賛しているのに、
日本人である僕がまだ見ていないのはまずいです。
黒澤明の伝説は山ほどあります。
映画を1本製作するの
に撮影だけで3年以上もかけたり、多額の費用で製作し
た大掛かりなセットをボツにしたり、サーカスのトラに
迫力を感じず野生のトラを使ったり、撮影に邪魔な家を
取り壊したり(わずか1,2秒しか映らないシーンの為)、
太刀まわりに本物の日本刀を使用したり、雲の形が気に食
わないと雲待ちで撮影日が伸びたり、町が水不足になる
程の水を使用したり、弓道の名人が本物の弓矢で俳優の
ギリギリを打ったりと映画へのこだわりが凄いです。
予算オーバーは毎回で、ハリウッド進出の話も蹴ったり、
ベテラン名優にも容赦なく厳しく、究極の映画を作る
事のみに全力を注いだ人です。
黒澤映画の代表作が何なのか知らないけど、映画撮影の
為にハリボテじゃない本物の城を建設し、炎上させた
壮大感を見たくて「乱」をみました。
正直、今まで見た時代劇で1番面白かったです。
シェークスピアの「リア王」が原作で、毛利元就の子供
達が協力せず骨肉の争いをすれば・・・・?という
戦国武将フィクションです。
壮大な映像美や、ストーリーはもちろん、仲代達也の
鬼気迫る演技と、後半狂気に満ちた演技は圧巻です。
これは、僕が今まで見た邦画全部でも1番面白かった
です。しかし、黒澤明ファンの間では不評な作品です。
これほどの名作で不評とは、他の黒沢映画を見るのが
楽しみです。
私欲の為に、親も、兄弟も、友も、妻も敵となる、
醜い人間の人物模写が極上です。
まだ「乱」しか見ていない僕が言うのも何ですが
黒澤明は日本が誇る大巨匠だと実感しました。
黒澤映画を今まで1本も見ていませんでした。
クリント・イーウトウッドや、ジョージ・ルーカ
スも「1番好きな映画監督」と賞賛しているのに、
日本人である僕がまだ見ていないのはまずいです。
黒澤明の伝説は山ほどあります。
映画を1本製作するの
に撮影だけで3年以上もかけたり、多額の費用で製作し
た大掛かりなセットをボツにしたり、サーカスのトラに
迫力を感じず野生のトラを使ったり、撮影に邪魔な家を
取り壊したり(わずか1,2秒しか映らないシーンの為)、
太刀まわりに本物の日本刀を使用したり、雲の形が気に食
わないと雲待ちで撮影日が伸びたり、町が水不足になる
程の水を使用したり、弓道の名人が本物の弓矢で俳優の
ギリギリを打ったりと映画へのこだわりが凄いです。
予算オーバーは毎回で、ハリウッド進出の話も蹴ったり、
ベテラン名優にも容赦なく厳しく、究極の映画を作る
事のみに全力を注いだ人です。
黒澤映画の代表作が何なのか知らないけど、映画撮影の
為にハリボテじゃない本物の城を建設し、炎上させた
壮大感を見たくて「乱」をみました。
正直、今まで見た時代劇で1番面白かったです。
シェークスピアの「リア王」が原作で、毛利元就の子供
達が協力せず骨肉の争いをすれば・・・・?という
戦国武将フィクションです。
壮大な映像美や、ストーリーはもちろん、仲代達也の
鬼気迫る演技と、後半狂気に満ちた演技は圧巻です。
これは、僕が今まで見た邦画全部でも1番面白かった
です。しかし、黒澤明ファンの間では不評な作品です。
これほどの名作で不評とは、他の黒沢映画を見るのが
楽しみです。
私欲の為に、親も、兄弟も、友も、妻も敵となる、
醜い人間の人物模写が極上です。
まだ「乱」しか見ていない僕が言うのも何ですが
黒澤明は日本が誇る大巨匠だと実感しました。