何れも秋から冬に赤熟し、お正月の縁起物として重宝しています。
今、園芸店で鉢物が出回っており、けっこうなお値段がしますが、
我が家のものは、すべて自生したものです。
千両/草珊瑚(クササンゴ)
センリョウ科の常緑小低木。
自生地は山林の半日陰ですが、我が家では日当たりが
良い場所に生えているので、葉焼けを起こし、
実がなる頃には葉色が悪くなっています。
葉の上に実があるので、小鳥さん達が食べ易いらしく
2月に入る頃は無くなっています。
花言葉は可憐・富貴
黄味千両
黄実の千両の存在に気が付いたのは2010年12月から。
同じ場所で毎年実をつけますが、最近は木の勢いがなくなり
実付きも悪くなりました、
千両㊧と万両㊨の花
千両はオシベとメシベだけのシンプルな花で
6月下旬に開花。
万両は枝先に先端の五裂した小さな花で
7月中旬に開花。
大実万両/ヤブタチバナ
ヤブコウジ科の常緑小低木
千両より沢山実が付くことから、 万両の名前が付いたそうです。
切り花にするため沢山枝を折ってしまったせいか
今年は少し実付きが悪いです。
普通の万両もありますが、写真を載せるのは省略します。
花言葉は可憐 富貴
白実万両
白や黄色の実を付ける万両は園芸種だそうですが、
こちらも自生したものです。
万年青(おもと)
ユリ科属名オモト属の常緑多年草
真夏の直射日光に弱いため半日陰で管理。
家を建てた時、以前住んでいたご近所の方から鉢植えを頂き、
20年前頃、地植えにしたものです。
頂いたとき、縁起の良い植物だろうとの察しはつきましたが、
次のようなエピソードがあったことは知りませんでした。
江戸時代に徳川家康が江戸に移る際、3種類の万年青を贈られ、
家康は大変喜び、城にそれらの万年青を持ち込んだそうです。
その後、城が大繁栄したことから、日本中に引っ越し祝いとして、
万年青を送る風習が広まったそうです。
彼女は若い頃から、物知りだったのですね。
花言葉は長寿 長命 母性の愛 相続 崇高な精神
Nさんからビールを頂きました。
ありがとうございました。
(2020.12.03撮影)
万年青は叔母がお正月に飾る生け花として年末に床の間に活けに来てくれていました。
葉の合わせ方が難しい生け花だそうで、ちゃんと習っておけば良かったなぁと思いました。
万年青にはそんなお話があったのですね。
千両や万両は、小鳥さんがどこかで食べてきた実の種が
我が家に落ち、自生したものと思われますが、
黄味の千両や白実の万両まで生えてくれて嬉しいです。
私も若い頃生け花を習っていましたが、万年青は活けたことが
ありません。確かに難しそうですね。
いろんな色の実がありますね。
千両、万両、万年青、どれも可愛い
です。小鳥さんが落として芽吹いたたと
思うと一層可愛いですね!
この他に黄味の万両もあったはずなのですが、
今年は実がつかなかったのかもしれません。
お正月は千両を主に活けますが、
買わずに済むので助かります。
千両の実がお見事ですが、ネットを張らなくても大丈夫ですか?
ネットを張らなくてはと思っておりますうちに残念!すでに全部食べられてしまいました。
いつもご訪問頂きまして感謝申し上げております。
センリョウとマンリョウはひとり生えしたということですね。
野鳥が好んで食べる実なので、鳥があちこちに落としものをし
そこから芽を出すということなのでしょう。
かなり前のブログに書いていたのですが30年ほど前
当時、小学生だった次男がケガをしたヒヨドリを連れて帰り
獣医に連れて行ったり、エサについて野鳥センターに問い合わせ
ペットショップでそのエサを買って、ヒヨドリに与えていました。
室内に放し飼いにしていたため、あちこちに糞をし大変でした。
その世話をしていたことから、家族全員がヒヨドリに愛情を感じて
その後はまった関係の無いヒヨドリが赤い実をつつきに来ても追うことなく、つつくに任せていました。
センリョウやマンリョウの実を見ると、介抱していたヒヨドリのことを思い出します。
もう、とっくにあちらの世界に行ってしまっていますね。
お花を習っているときに万年青を生けたことがありました。
お正月のお花が勢ぞろいですね。
今年は千両は豊作でしたが、万両の実付きが
イマイチだったのですよ。
主にお正月の生け花に使っているのでネットはしていませんが、
実は早い段階で食べられてしまうので、
今年は千両単独でたくさん活けようと思っています。
こちらこそ、ありがとうございました。
引っ越して来てから何年かの間は、ご近所さんから
千両の実を頂き、庭に植え付けていたのですが、
果肉がついたまま植えたので、芽が出ませんでした。
小鳥さんの場合は、果実は消化され、種の部分だけが
糞にまぎれて落ちるので、一人生えの確率が高くなるのでしょうね。
息子さんがケガをしたヒヨドリを連れて帰ったこと、
覚えています。優しい息子さんなのですね。
室内で放し飼いにするのは、ヒヨドリにはストレスが
少ないかもしれませんが、糞のお掃除は大変ですね。
我が家も椿が咲く頃になると、ヒヨドリが蜜を吸いに来て
花びらまで汚されてしまい、困っていましたが、
そのおかげで、千両や万両が自生してくれるのでは
ないかと思うと、可愛く感じられるようになりました。
千両はお正月の生け花には欠かせませんね。
松の枝と菊の花をプラスするだけでも素敵になりますが、
知り合いの方は、千両だけどっさり活けていましたが
それもまた良いものだと思いました。