こんばんは、へちま細太郎
です。
昨日、しんいちとけんちゃん先生夫婦も泊まって、うちは久しぶりに大人数になった。 朝も早くから夫婦揃ってラジオ体操に出かけて、近所のじいちゃんばあちゃんにオオモテだったらしい。
「よし、今日も気合い入れておみこし担ぐぞ」
「頑張ってね」
奥さんの香華さんもすっかりお祭りモードだ。
「すっかり庶民だねえ」
慶子おねえちゃんはおねえちゃんで、香華さんのはしゃぎっぷりに感心したのか呆れたのか、イマイチついていけませんモード。
「ああら、一般人だってばあ」
香華さんはけらけらきれいな声で笑うと、菜々子を抱き上げて、
「そろそろ子作りしようかなあ」
とほっぺをすりすりした。
「もう二人っきりはいいでしょう」
「そうだねえ、姉も2番目できたみたいだし」
「ひええっ
」
ぼくやしんいちはびっくりして顔を見合わせた。
「うわああああ
」
突然、背後から悲鳴が上がった。
「ふ、藤川先生?」
「いやだあ、あんなやつのミニチュアがまたできるなんてっ
」
頭を抱えて悶え苦しみだした。
「そこまで嫌いなの?」
しんいちが呆れてつぶやき、ぼくはだめだこりゃ、と空を仰いだ。
う~ん、でも、ノーコメントだ。
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昨日、しんいちとけんちゃん先生夫婦も泊まって、うちは久しぶりに大人数になった。 朝も早くから夫婦揃ってラジオ体操に出かけて、近所のじいちゃんばあちゃんにオオモテだったらしい。
「よし、今日も気合い入れておみこし担ぐぞ」
「頑張ってね」
奥さんの香華さんもすっかりお祭りモードだ。
「すっかり庶民だねえ」
慶子おねえちゃんはおねえちゃんで、香華さんのはしゃぎっぷりに感心したのか呆れたのか、イマイチついていけませんモード。
「ああら、一般人だってばあ」
香華さんはけらけらきれいな声で笑うと、菜々子を抱き上げて、
「そろそろ子作りしようかなあ」
とほっぺをすりすりした。
「もう二人っきりはいいでしょう」
「そうだねえ、姉も2番目できたみたいだし」
「ひええっ
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ぼくやしんいちはびっくりして顔を見合わせた。
「うわああああ
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突然、背後から悲鳴が上がった。
「ふ、藤川先生?」
「いやだあ、あんなやつのミニチュアがまたできるなんてっ
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頭を抱えて悶え苦しみだした。
「そこまで嫌いなの?」
しんいちが呆れてつぶやき、ぼくはだめだこりゃ、と空を仰いだ。
う~ん、でも、ノーコメントだ。