「体育座りで萌えるのか?」
「萌えねえよな」
「金払ってまでみるもんじゃねえだろ」
「ガキの見て、楽しい?」
「大人だって、嫌だぞ」
「気持ち悪いよなあ」
「世の中、変態君ばっかりだ」
雨の日の学食、1カ月に一度中・高・大の体育教師が集まって、ここ学食でミーティングと称したおしゃべり会がある。
本人たちは、ミーティングと言い張っているからそうなんだろう。でも、だれも、そうは見ない。
「おめえ、体育座りできねえだろ」
「メタボ腹だしなあ」
「腹がじゃま」
「健康診断、星9コ」
「どうしたら、そんなにつくの」
「酒だよ、酒」
「そういや、黒田先生、あんた若いころ、田吾作の石碑に体育座りしてたよな」
「そんなこともあったっけ?」
「したでしょ~が、俺のスリムな体を証明しようって」
「今じゃ無理だけどな」
体育座りで石碑に座る…、ドアラのイヤホンジャックじゃん、と連想しちゃったじゃないの。
と、毎度毎度のくっだらない会話に付き合わされる身にもなれ、と嫌そうな光線を出している、学食のおばちゃんこと、阿部さんでした。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます