「木枯らし紋次郎かあ、出たかったのぉ」
と、鎧甲のおじさんがつぶやいた。
「テーマソングがいいんだよなあ」
「でも、暗い話だよね」
「今のおまえとたいして変わるまい」
「そうだけどさ」
ぼくはぼくの部屋のパソコンで鎧甲のおじさんとテレビをみていた。 おじさんはぼくと会うときは、パソコンの中からやってくるようになった。今のぼくにとっておじさんは、かけがえのない人…まるでおとうさんのようだ。なんか、遠いご先祖さまなんだけど、家族だと思えるのは、血のつながりがあるからかな。
「いいなあ、このさめた冷たさ」
おじさんはストローをくわえて、
「ぶっ」
と吹き出した。 ぼくは、くすっと笑っておじさんに寄りかかって目を閉じた。
へちま細太郎
でした。
と、鎧甲のおじさんがつぶやいた。
「テーマソングがいいんだよなあ」
「でも、暗い話だよね」
「今のおまえとたいして変わるまい」
「そうだけどさ」
ぼくはぼくの部屋のパソコンで鎧甲のおじさんとテレビをみていた。 おじさんはぼくと会うときは、パソコンの中からやってくるようになった。今のぼくにとっておじさんは、かけがえのない人…まるでおとうさんのようだ。なんか、遠いご先祖さまなんだけど、家族だと思えるのは、血のつながりがあるからかな。
「いいなあ、このさめた冷たさ」
おじさんはストローをくわえて、
「ぶっ」
と吹き出した。 ぼくは、くすっと笑っておじさんに寄りかかって目を閉じた。
へちま細太郎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_uru.gif)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます