四十九所神社は、大宰府の大監であった大伴兼行(肝付氏の始祖とされる)が下向した際に創建されたと言われる。
島津氏より古い歴史をもつ肝付氏ゆかりの神社である。
四十九所(しじゅうくしょ)神社
秋には900年近い伝統を誇る流鏑馬(やぶさめ)が参道で行なわれる。
参道にあたる宮之馬場。ここは中麓。このあたりは屋敷の敷地が広い。
秋の流鏑馬は右の未舗装部分を馬が疾走する。
宮之馬場脇にある護国神社。
6月の四十九所神社は紫陽花が花開いていた。
宮之馬場のアジサイ。
大伴兼行は720年の隼人の乱に対し征隼人大将軍として中央政府から派遣された大伴旅人の子孫と言われる。
隼人の乱と中央政府の関係は南日本新聞に連載中のかごしま古(いにしえ)散歩(永山修一氏監修)に詳しい。
新富集落は石垣と生垣が連続する。屋敷内にはこんもりした樹木がそびえ麓らしい風景が残る。
新富の石柱門
中麓にも屋根付きの武家門が残って少しも不思議でないのだが一棟も見当たらず。
下の門は現代の武家門と言えるかも知れない。
そして、麓の街並みですね。
うっとりします
しかも、麓の大通りを流鏑馬の馬が実際に走るとは!
ほんと最高じゃないでしょうか。
あ?いや、はじめまして。
鹿児島市内の者です。
ちょっと前にここを見つけまして、
あちこち拝見していました。
こうして全体を見ると、鹿児島は大変な遺産を持っているんですね。
滅茶苦茶感動しました。
この貴重な記録をどうぞ末永く続けていただければと思います。
またお邪魔します、有難うございました。