himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

Webasto (べバスト)FFヒーター修理

2018年10月31日 | キャンピングカー

ひさしぶりのキャンピングカーの整備です。

8ナンバーを取得してから、車体整備、装備等も完成の域に達し特に手を加えることがなかったのですが、先日の夜に天体写真を撮影に行ったときWebasto FFヒーターが着火不良で使用できませんでした。多分内部にカーボンが溜まっていると思い分解整備を行いました。

himadawa号を製作してから約8年、実はたぶん4年前にも一度分解整備を行っています。この調子だと今後も4年毎に分解整備が必要かと思いますので、その手順を記録しておきます。(忘れやすい年齢になってきました)

①先ずはダクト、ケーブルを取り外し、車体下側から給、排気管、燃料ホース、本体を固定している4本のボルトを取り外します。

②本体のプラスチック製カバーは爪で引っかかっているだけなので工具無しで分解できます。

これがカバーが外された本体です。

③左側のファンは軸の溝に嵌っているだけなのでファンの黒いプラスチック製軸の先端をマイナスドライバーで広げるだけで篏合が外れ抜けます。コネクターの位置も覚えておきます。

 ④トルクスドライバーを使用して本体を分解します。(すべてトルクスネジで組み立てられています)

  制御基板の入っている黒いboxのカバーは開ける必要はありません。黒いboxを本体に取り付けている3本のネジを外します。

太めの5本のネジを外し燃焼室を分解します。 

 ⑤更に内部の燃焼筒を取り外します。

⑥全部が分解された状態です。

 本体と燃焼筒のガスケット2枚は金属製(アルミ?)なので壊さなければ再使用可能と思います。

⑦カーボン除去

 燃焼筒を取り外すと内部はカーボンがびっしりです。-ドライバーで搔き落としましたが綺麗にならないので、外面の温度センサーをビニールで保護し、排気管内部、マフラー内部と合わせて高圧ジェットで洗浄しました。

 洗浄後です。

 ⑧燃焼筒

燃焼筒内部のカーボンは丁寧に落とします。

実際に燃料(ガソリン)がシミ出てくる所は金属ウール製の様です。

下の写真は余りよく見えませんが清掃後の状態です。

⑨後は元通りに組み立てれば完了です。

作業時間3時間、試運転もOK。これで4年間快適に使用できると思います。

次回の分解整備時には燃焼筒の交換が必要になるかも?