himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

熊野で M51 子持ち銀河

2020年04月30日 | 天体写真

熊野シリーズ第五弾

長焦点で撮影した、M51です。

TITLE:M51子持ち銀河
DATE:2020-04-25
TIME:01:50..02:20
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:180s
撮影枚数:10枚
フィルター:none
ISO:12800
気温:6℃    

画像処理:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミング約50%

なかなか良い具合に撮影出来たと自己満足していまが、腕の中のブツブツにもう少し色が付けたいですね。

大型連休が始まりましたが家にいる時間が殆どですし、熊野で撮影した画像があるので、この休み中はBlogの ”一日 一投稿” を目標にやってみたいと思います。

*自分では4月28日からBlog マラソンスタートです。

 


熊野で M44プレセペ星団

2020年04月29日 | 天体写真

熊野シリーズ第四弾

かに座のM44プレセペ星団です。現在の天体写真は画像処理のおかげで、もくもくの星雲、銀河の画像が多いのですがhimadawaが約50年前、学生時代の都会の天体観測では太陽の黒点、月、惑星、オリオン星雲、アンドロメダ星雲ぐらいで、メシエ天体としては星団の観察、撮影でした。(これしか見えなかった)

その中でも、M44プレセペ星団は何度も観察して記憶に残っています。

いま改めて見ると、miniヒアデス星団のようですね。

TITLE:M44プレセぺ星団
DATE:2020-04-18
TIME:19:56..20:05
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:120s
撮影枚数:4枚
フィルター:none
ISO:12800
気温:13℃

画像処理:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミング約50%

星の色が出るように画像処理いました。

 

同じM44 プレセペ星団ですが鏡筒、カメラの違いです。

TITLE:M44プレセぺ星団
FAIL No.:
DATE:2020-04-18
TIME:20:06..20:19
撮影場所:熊野
カメラ:E-M5Ⅱ(HKIR)
鏡筒orレンズ:Borg 55FL
コンバーションレンズ:x1.1スリムフラットナー
焦点距離:275mm
F値:F5.0
露出時間:120s
撮影枚数:6枚
フィルター:none
ISO:1600
気温:13℃  

画像処理:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミングなし

 

当時の自分の中では、メシエ=星団だったような記憶です。

 


熊野で しし座のトリオ銀河

2020年04月28日 | 天体写真

熊野シリーズ第三弾

しし座のトリオ銀河です。

NGC3628 の切り出し

      M66                              M65

TITLE:M65,M66,NGC3628
DATE:2020-04-18
TIME:21:25...21:59
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:180s
撮影枚数:12枚
フィルター:none
ISO:12800
気温:13℃    

画像処理:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミング約50%

空が暗く条件が良かったので銀河の内部構造も出たと思いますが、もう少し星に色が欲しいです。

 

 


4月24日 続けて熊野へ

2020年04月27日 | 天体写真

4月24日プレミアムフライデーです。朝は天候は悪く雨模様でしたが夕方には南部は晴れの予報が出ています。新月の翌日でもあり先週に続き絶好の機会と思い熊野へ撮影に出かけました。

前回、4月18日に撮影した画像の処理もできていませんが、撮影は”今”、画像処理は”何時でも”と自分に言い聞かせて撮影計画を頭に描きながら向かいました。

コロナ渦の中ですが三蜜と散蜜に心がげ18時頃には現着、少し離れた場所には隣接する県ナンバーの方が一人機材の展開をされていました。

前回撮り忘れたオメガ星団の星景です。空が暗いですね。

2020-4-24 23:48 岬に隠れる前のオメガ星団です。

E-M1mkⅡ 40mm f2.8 ISO6400 10s 

 

今年はまだ撮影出来ていないマルカリアンチェーンとM87のJETが今晩の課題です。

TITLE:マルカリアンチェーン
DATE:2020-04-24
TIME:20:55..21:13
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:120s
撮影枚数:8枚
フィルター:none
ISO:12800

画像処理:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミングなし

フルサイズでM84~M88までが収まりました。いつも思うのですが宇宙を感じますね。しかし"Ra”は、ISO12800でも全く問題なく常用できます。

 

M87 JET

ちょうど1年前、4月13日にFC-100でJETを捉えたのですが、長焦点で撮影したいと思っていました。そして、そのチャンスがやっと訪れました。

TITLE:M87 JET
DATE:2020-04-24
TIME:22:32..22:57
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10露出時間:180s
撮影枚数:8枚
フィルター:none
ISO:12800

画像処理:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミング約30%

St8のデジタル現像を行うと、JETが現れて良く確認できました。

今晩は風もなく、空の状態も良い。画像を見ても恒星が丸く全く流れていないのでHD800の長焦点主体で撮影を行うこととしました。

4月18日、24日続けて熊野で多くの対象の撮影出来ましたので、この休み中に”STAY HOME”で順次処理を行ってアップしていきたいと思います。

 


熊野でオメガ星団とM8,M20

2020年04月21日 | 天体写真

4月18日昼頃には前日からの強い雨がやみ、三重県南部は晴れが予想されています。新月期でもあり南の開けた撮影地でオメガ星団を捉えてみたくなりました。

15時頃に自宅を出発して三重県南部 紀伊半島の”熊野”へ向かいました。同じ県内で高速道路の利用で150km、約2時間の距離です。

17時過ぎには現着し機材の準備をしていると、隣接する県ナンバーの車で天文家の方も来られて合計4名の方となりました。

時おり突風が吹く状況でしたが50%位の歩留まりで、撮影のチャンスは短かったのですがオメガ星団を捉えることが出来ました。

TITLE:NGC5139オメガ星団
DATE:2020-04-18
TIME:22:50..23:07
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:60s
撮影枚数:8枚
フィルター:none
ISO:6400
気温:13℃    

画像処理:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミング約50%

撮影時と時刻は異なりますが南側の状況です。

2020-04-19 04:22

深夜0時頃には風もおさまり快晴の星空です。今夜は架台にFC100とBORG 55FLを同架していますので焦点距離を変えて同じ対象を撮影しました。

夏の定番 M8とM20を撮影しました。

TITLE:M8,20
DATE:2020-04-19
TIME:02:09..02:25
撮影場所:熊野
カメラ:E-M5Ⅱ(HKIR)
鏡筒orレンズ:BORG 55FL
コンバーションレンズ:x1.1スリムフラットナー
焦点距離:275mm
F値:F5
露出時間:120s
撮影枚数:8枚
フィルター:none
ISO:3200
気温:13℃    

St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミングなし

夏ですね。

こんな時期ですので、他の方とはあいさつ程度の会話とし、皆さん黙々と撮影をされていました。

夜明けまで快晴でしたので、いくつかの対象を2焦点で撮影出来ましたので、ぼちぼちと処理をしていきたいと思います。

三蜜にならない、何処にもよらずで出来るだけ撮影をしたいと思っていましたが、こちらにも新型コロナが忍び寄ってきていました。

昨日、himadawaの自宅から約1kmの所にある公設卸売市場に隣接する、食品卸売問屋でクラスターが発生し5名の感染が確認されたそうです。出口が早く見える状況になってほしいものです。

暫くはこのような状況が続くと思いますが、家内の意見を尊重しながら散蜜で活動していきたいと思います。


夜明けの天の川

2020年04月12日 | 天体写真

4月4日 AM4:25 開田高原、夜明けの天の川です。

刻々と明るくなる薄明のなかで撮影しました。

DATE:2020-04-04
TIME:04:25
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:SAMYANG 14mm F2.8
焦点距離:14mm
F値:F2.8
露出時間:30s
撮影枚数:1枚
フィルター:Lee-No.3をレンズの後
ISO:6400
気温:3℃    

画像処理:Lrで仕上げ 、トリミングなし

さわやかな夜明けを迎えることが出来ました。

 


開田高原へ夏を迎えに

2020年04月06日 | 天体写真

4月3日(金)この日の状況は、新型コロナの感染者が東京で1日に100人を超えて緊急事態がいつ宣言されてもおかしくない。三つの”密”を避けるように盛んに言われている。

月齢は10.7 月没は03時頃、満月期に入り月が明るいが天候は良い。すばる M45プレアデス星団に金星が近づいている。そして、夏の天の川が見たい。

感染しないように、させないように、三つの”密”とならないように考慮して今夜は開田高原で撮影することにしました。今は死語となったが勝手にプレミアムフライデーと言いつつ14時に自宅を出発した。

18時30分頃にいつもの開田高原に到着。いつもと言っても前回は11月29日なので4か月以上訪れていないのだ。

今年は御嶽山の雪も少ない。

急いで機材の準備を進め、金星とプレアデス星団に鏡筒を向けた。

DATE:2020-04-03
TIME:19:28
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:1s
フィルター:LPS-D1

金星が明るすぎる!。逆光、まるでサーチライトを撮影しているようですが何とか プレアデス星団と一緒に捉えることが出来ました。

その後は月夜に負けない明るそうな星団をいくつか撮影しながら、月没まで小休止です。

03時30分頃には月が沈み夜空が暗くなり、天の川がくっきりとしてきました。

さそり座の全景から木星、土星、火星、夏の大三角まで1枚に収まりました。

実は”Ra"と一緒に手に入れたSAMYANG 14mm F2.8の事実上のファーストライトです。

DATE:2020-04-04
TIME:03:37..03:41
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:SAMYANG 14mm F2.8
焦点距離:14mm
F値:F2.8
露出時間:30s
撮影枚数:4枚
フィルター:Lee-No.3をレンズの後
ISO:6400
気温:3℃    

画像処理:St8でFlat+コンポジット、FlatAideProでかぶり補正、Lrで仕上げ 、トリミングなし

少し早いですが夏の夜空を迎えてきました。

朝の御嶽山です。

朝陽が森を照らして木々が赤く、まるで紅葉しているようです。

10時頃には自宅に戻りましたが、途中の高速、SAはガラガラで出かけられてる人は少ないようでした。

人と会話したのはコンビニで1回だけで三つの”密”達成することが出来ましたが、ついに緊急事態宣言が出されるようです。少しでも早く平穏な日々に戻れるようにと願います。