10月28日「八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ」へ向かう前に、JAXAの巨大パラボラアンテナを見学してきました。
自宅から小海と臼田は同じ方面です。そして美笹は臼田の少し手前ですので一挙に3カ所を見て回る計画です。
10月28日の早朝、午前3時に自宅を出発。中央道で茅野市から白樺湖経由で美笹へ向かいます。
今年はいつまでも暑い夏でしたが、10月の終わりとなれば標高の高いこの周辺は紅葉の真っ盛りです。
白樺湖から美笹までは険しい山道(ナビの地図が経路を赤く表示するほど)を1時間弱の走行です。
山の尾根から大きなパラボラが見え、そろそろ到着です。
美笹深宇宙探査用地上局 (見学用の施設がないので道路側からの見学だけです)
2021年3月に完成し現在もシステム向上中で、2024年4月に定常運用開始の予定だそうです。
パラボラの口径は54mで、より高い周波数(Ka帯 26-40GHz)にも対応するそうです。
美笹は豪雪地帯のようで色々と雪対策が見えます。
主鏡面の側面、裏面には覆いのシートが取り付けられています。なので主鏡をさせる構造体が見えませんね。
Az軸の旋回レール部には雪対策用のカバーがついているのでレールも車輪などの駆動部も全く見えません。
また、施設の入り口部の路面には地熱をヒートパイプで利用したロードヒーテイングの設置を行っていました。
このような雪対策は、野辺山の45m、臼田の64mには施されてないようです。
最大3mくらい雪が積もることがあるそうです。
つづく