himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

今夜も練習  NGC6960 網状星雲

2019年09月20日 | 天体写真

 

9月19日 夕方まで快晴でしたので今夜も自宅で習熟撮影を行いました。

秋の空気に入れ替わり、蒸し暑さは全くありません。

今夜は月齢19.7 月の出は21時頃ですので薄明終了に合わせて19時頃から撮影に入りました。

薄明終了とは言え暗くならない四日市の空、更にこの時間になると雲が湧いてきます。30分ほど木星、土星

デネブ、ベガ等を目標に自動導入、アライメント修正、自動導入とSkySafariの習熟を行っていました。

徐々に雲が取れ、空は白いのですが天頂付近は何とか撮影出来そうになったので、購入後まだ撮影に使っていなかった76Dフラットナーを使用して網状星雲を狙ってみました。

 

焦点距離が長いので全体は入っていませんが。

TITLE:NGC6960網状星雲
FAIL No.: P9190142..57
DATE:2019-9-19
TIME:19:28..19:54
撮影場所:四日市
カメラ:E-M5Ⅱ(改)
鏡筒orレンズ:FC-100DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770m
F値:F7.7
露出時間:90s
撮影枚数:16枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:22℃    

この夜は風がなくガイドはうまくいきました。

シンチレーションが少なく、ガイド修正のパルスもあまり出ず安定しています。

20時過ぎ、気が付くとやたら飛行機雲が目立ちます。

飛行機雲が消えずにずっと残っています。更に2本、3本と増えていきます。

またまた雲が出てきましたので今夜の撮影はここまでとしました。

今週末の3連休は台風の影響、その後も前線が居座り9月末まで雲が多そうな予報です。

いつになったら、遠征地で撮影が楽しめるのでしょうか?。

練習ばかりで本番が・・・・・

 

 

 

 


月夜に試し撮り

2019年09月17日 | 天体写真

昨日は久しぶりの快晴で、夜も良く晴れていました。

9月15日は、小学校4年生の孫が、”月を観察してみよう” の宿題をどうしよう、とのことでhelpが来ました。

近くの公園で望遠鏡を組立て、月の出前から子供たちを集めてミニ観望会が始まりました。

月の出前に木星、土星、M17オメガ星雲を見てもらい、月がどこから出るか?。などと、遠くの風景を絵にかき、月の出と共に時刻と月の位置を風景に書き込み、・・・・何とか宿題は終わりました。

翌日の9月16日も快晴が続き、月夜ですが試し撮りをしました。

目的はASIair、Skysafariの操作の習熟、オートガイドの確認、そしてQuad BP(クアッド バンドパス)フィルターの試し撮りです。

月齢16.7の明るい月から約90°離れた、M17オメガ星雲を狙ってみました。

TITLE:M17 オメガ星雲
FAIL No.: P9160101..114
DATE:2019-9-16
TIME:19:44..20:40
撮影場所:四日市
カメラ:E-M5Ⅱ(改)
鏡筒orレンズ:FC-100DF
コンバーションレンズ:EX Q1.6
焦点距離:1184mm
F値:F12
露出時間:240s
撮影枚数:14枚
フィルター:Quad BP
ISO:1600
気温:27℃  

我ながら、これいけるよね。オートガイドの調子も上々。

これならば、月夜でも、遠征に出かけなくても、自宅で、風呂に入りながらでも撮影出来ます。

これ、新しい撮影スタイルかも。

 


TAKAKURAZOME

2019年09月12日 | 日記

himadawaの親類が名古屋で個展を開催しているので早速見てきました。

親類は京都の丹後で、戦前から丹後ちりめんの機織り、染物を営んでいました。

当時は飛行機パイロットのパラシュートは絹織物で作られていたそうで、その生地も織っていたそうです。

今は、高蔵染のブランドを立ち上げて作家として頑張っていらっしゃいます。

その作品を名古屋のギャラリーで展示されています。

キャンバスは丹後ちりめんのようです。

会場では購入もできるので、ポーチをget。

全て一点物です。

 

 

 


ASiair + StarBook Ten + SkySafari これはいける!

2019年09月06日 | 天体写真

昨日はhimadawaの地元、三重では大変な大雨で携帯の警報が鳴り津ずけていましたが、大きな被害もなくまずは一安心でした。

7月に東京の天文ショップでgetした、ASiairですがsetup、使用方法などを試行錯誤していましたが何とか使用可能な状態になりました。

 ASiair と Vixen StarBook Ten との接続は簡単です。

1.ASiairの電源を”on"。 そしてスマホ(又はタブレット)のWiFiをASiairに接続

2.SterBook Tenの電源"on"
  最初の初期設定画面の下にIPアドレスが表示されます。
  *先にASiairとクロスLANケーブルに接続されていないと表示されないようです

3.スマホからASiairを開き、Telescope Settings画面で
  Vixen  SterBook Ten を選択
    接続先(StarBook Ten)のIP 169.???.??.? と、port No.80を設定するだけで接続できます。
 
これでASiairが使用できる状態になります。
 
1,自動導入
  Telescope Settings画面で、Objectを選択してGotoで目標天体が導入されます。
  星雲・星団、メシエ、恒星名が選択できます。SterBook Tenコントローラーの画面も目標天体に移動します。

2.撮影
  C社、N社の対応するデジカメはUSBケーブルでASiairと接続すれば、試し撮り、導入補正、
  プログラム撮影が行えます。

3.オートガイド
  Linux版のPHDが使われているようです。
  PC版より設定は少ないですが、露出時間の調整だけでうまくガイド出来ているようです。

4.himadawaは使用していませんが、CCDカメラでの撮影、電動ホイールの制御、電動フォーカサーの制御もできるようです。

これらの機能全てがWiFi接続されたスマホ(タブレット)で使用できるなんてすごいですね。

ただ一つ、ASiairでは星図の表示ができません。

星図からの導入は別のアプリ、SkySafari Plusを使用すれば可能なようです。
 
早速、アプリをインストールをしましたが、StarBook Tenと接続できません。
 
 
IPアドレス、portを色々と調べて試してみましたが、繋がらず場合によってはStarBook Ten
コントローラーが勝手に再起動してしまいます。やはりダメなのか?
netで色々と調べてみましたが、iPhoneはASiairとSkySafariを1台でントロール出来ないようです。
でも、himadawaはAndroidです。
英文の取説、blogなどを調べても??????です。
 
中略
 
やっと繋がりました。何と、設定のチェック1か所のことでした。
 
 
 
SkySafariから望遠鏡のコントロール、自動導入が可能となりましたが、星座、星の名前を英語で覚えなくてはいけません!!
 
こんなことですが、やっと今夜にこのシステムで撮影が行えました。夕暮れから20:30頃まで上弦の月の中、天頂付近の雲が少ないところでM27 亜鈴状星雲を狙ってみました。
 

 月明かり、自宅庭からで撮影枚数も少ないですが何とか撮影出来ました。

TITLE:M27 亜鈴状星雲
FAIL No.: P9060053..60
DATE:2019-9-6
TIME:19:44..20:04
撮影場所:四日市
カメラ:E-M5Ⅱ(改)
鏡筒orレンズ:FC-100DF
コンバーションレンズ:EX Q1.6
焦点距離:1184mm
F値:F12
露出時間:180s
撮影枚数:6枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:29℃  

ステライメージ8+Adobe Lrで処理

 

 StarBook Tenコントローラー、SkySafari いずれからでも導入が行え、画面も双方が同期して目標に移動します。パソコン不要、タブレットで星図を見て導入はとても快適です。

そしてタブレットのバッテリーは100%⇒20%まで8時間持ちました。

このスタイルは、いけますね!

秋晴れの澄んだ星空、早く来てほしいです。

 


アストロフェスinみずがき2019

2019年09月02日 | 天体写真

先週の土曜日、8月24日にhimadawaがお世話になっている、みずがき天文愛好会の"アストロフェスinみずがき2019”が開催されました。

16時頃には望遠鏡を組み立て準備を始めました。

会員の愛機がそろいました。

 

昼間は青空が広がり星空を期待していたのですが、夕方になると雲が覆いほとんど星が見えない状態となってしまいました。

そんな中でも何組かのお客さんに来場いただき感謝しています。

みんなで空を眺め、雲の隙間から少しでも星が見えれば鏡筒を向け、すぐに雲に隠れて”残念”、の繰り返しでした。

 近年の天候はおかしいですね。6月8日以来、約3か月まともに星空を見ていません。

 会場には屋台も出て、星はなくても楽しい時を過ごさせていただきました。

皆さんありがとうございました。次回も楽しみにしています。