himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

土星と月のランデブー

2024年12月09日 | 天体写真

12月8日 土星食が起きるので記憶に残そうと観望と撮影しました。

愛好会の忘年会で朝帰りでしたが、夕方は天候は良く眠い目をこすりながら機材の準備を行いました。

17時前には機材の設置を終え、月を導入すると月の東側0.8度位の位置に土星が確認できました。

このまま追尾させて暗くなったらタイムラプスを撮影しようとの魂胆です。しばらく自宅内で寛ぎ窓から外を見ると雲が立ち込めて居ます。

様子を見に外へ行くと雨がパラパラ降っています。これはまずい、月の方向を捉えている鏡筒のレンズがヤバイ。大慌てで機材を撤収、赤道儀もカバーを掛けて休止モードに入りました。

レンズなどの水滴はアエーで吹き飛ばして何とかダメージが無いようにしました。

今日はダメかと思い食事を済ませ、笑点の大喜利が終り外を見ると月が見えます。これからまた大慌てで機材をセットし、終わったのは18時9分。なんとは食に間に合ったようです。

でも、また雲が張り込んできています。雲の隙間から何とか数コマの撮影が出来ました。

拡大すると

この後、また雲に覆われて食の瞬間は見られずランデブーで終わりました。残念ですね。

機材を撤収して風呂に入り外を見ると雲が取れて月が見えます。

なんだか消化不良な土星食でした。

 


遅くなりましたが、C2023 A3彗星です。 

2024年12月07日 | 天体写真

12月7日。みずがき湖で天文愛好会の勉強会に来ています。

忘年会と勉強会をかねてメンバーの皆さんと星談義などで楽しく過ごさせてもらっています。

その合間に先週に熊野で撮影したC2023 A3の画像です。

TITLE:C2023/A3
DATE:2023-11-30
TIME:18:04
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Takahashi FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:25s
撮影枚数:6コマ 
フィルター:CBP
ISO感度:40000
気温:16℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
画像処理:PI、Ps、Lrで仕上げ 

まだまだしっかりしたテールが確認できます。

近くにNGC6755,6756の散開星団を両脇に抱えてわし座を進行中です。

この晩は新月の土曜日、そして快晴の好条件。いつもは観測に訪れる方が少ないのですが5組位の方が朝まで撮影されていました。

人が多いと鹿も猫も来なくていいですね。