himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

北杜市みずがき天文愛好会 星空写真展2024

2024年05月26日 | 天体写真

5月25日 午前4時前に自宅を出発し山梨県北杜市へ向かいました。

今日は愛好会の写真展の展示、飾り付けの本番です。もう一つ、展示のために多くの会員さんが集合され、そして新たに会員になられた方ともリアルでお目にかかること出来て楽しい集まりとなりました。

写真展には12名の会員さんの素晴らしい力作が展示されました。

自分の愚作も展示しましたが、見て下さる方に感動して頂けるか心配です。

展示会場は13時過ぎに整いました。そして皆さんお腹も空いてきたのでお昼としました。

昼食はこうちゃん力作の「みずがき山カレー」を頂きます。

山型のご飯はみずがきの山々、ブロッコリーは木々、ベーコンはゴツゴツとした岩々、福神漬は花々でしょうか?。

スマホのAR山ナビ見てみると。

確かに瑞垣山と表示されますが、実際は緑の木々に隠れてもう少し左に位置するようです。

その後は皆さんが持ち寄った、色々なお菓子を頂きながら星談義が続き、気づけば22時前、慌てて散開となりました。

いつもながら皆さんと話をしていると勉強になります。

やまねももんがさんからは貴重なCMOSセンサ-の資料を見ながら原理、特徴の説明を頂きありがとうございました。

展示作品を見ながら撮影秘話、撮影方法、処理方法など大変参考になりました。

その中で私も遠征だけでなく、自宅で撮影して稼働率を上げる方法など考えていきたいと思います。これからプロジェクトが始まりそうです。ウムウム。

長くなりましたが、是非みずがき湖ビジターセンターで開催されている星空写真展を見に行って下さい。

そして、「みずがき山カレー」も美味しいですよ。

 

 


5月21日 複雑なプロミネンスと北杜市みずがき天文愛好会 星空写真展

2024年05月21日 | 天体写真

5月21日 今日は朝から晴れ、正午頃には快晴となりました。

コロナドPSTでの太陽です。

今日も大きくて複雑な形状のプロミネンスが出ています。


DATE:2024-05-21
TIME:13:15
撮影場所:河原田
カメラ:Olympus E-M5MarkⅡ、M.Zuiko25mm コリメート
鏡筒orレンズ: CORONADO PST 
コンバーションレンズ:18mmアイピース
口径:40mm
焦点距離:400mm
F値:F10
ISO:800
露出時間:1/1600s 
撮影枚数:1コマ 
架台:SW AZ-GTi
画像処理:PI、Lrで仕上げ

活発な活動が続いていますね。

コロナドPST、口径は小さいですが良い仕事をします。

コリメートでの撮影もカメラとアイピースの光軸を慎重に調整いましたので明るさのムラが少なくなったと思います。

今日は5月26日からおこなわれる、北杜市みずがき天文愛好会 星空写真展の展示作品の準備をしていました。

愛好会メンバーの力作が展示されますので、是非足をお運び下さい。写真展だけではなく、みずがき湖周辺は自然の中で大変良いところですよ。

 


CORONADO P.S.T. First Light

2024年05月18日 | 天体写真

先日の観望会でプロミネンスを見たいとの声もあり、太陽活動が活発な時期ですので太陽望遠鏡を入手しました。

近くの天文ショップに在庫が有った、CORONADO P.S.T. を特価で購入することが出来ました。

P.S.T.とは、Personal Solar Telescope の略です。

口径40mm f400mmの小型で眼視用です。写真撮影はピントの調整範囲が狭いのでバックフォーカスの短いカメラが必要です。CMOSカメラでは縞ノイズが出ることもありそうです。

そこでPC不要で簡単に撮影出来るコリメート法を採用しました。

AZ-GTiにアルミ製L型金具、バランスウェイトと共に載せてみました。

そして First Light 画像は、

下側には複雑な形状のプロミネンス、太陽面にはフィラメントが見えます。

DATE:2024-05-18
TIME:10:05
撮影場所:河原田
カメラ:Olympus E-M5MarkⅡ、M.Zuiko25mm コリメート
鏡筒orレンズ: CORONADO PST 
コンバーションレンズ:18mmアイピース
口径:40mm
焦点距離:400mm
F値:F10
ISO:800
露出時間:1/800s 
撮影枚数:8コマ 
架台:SW AZ-GTi
画像処理:SI9、PI、Lrで仕上げ

カメラのシャッターは連射に設定、SI9でコンポジット出来ました。

画像処理はもっと詰める必要がありますが、取りあえずFirst Lightと言うことでお許しください。

Seestarの画像

東から黒点群が期待できます。

フォーカスとコントラストの調整には少し慣れが必要ですが、プロミネンスがよく見えますね。

なかなか面白い望遠鏡です。

コリメートでの撮影で、太陽の面の明るさが一様になるようにカメラと接眼レンズの芯合わせを慎重に行う必要がありますね。

 

 


shell食堂 観望会

2024年05月18日 | 天体写真

5月11日(土)、近くの病院に付随した福祉関係のshell食堂(子供食堂)のイベントで観望会のお手伝いをしてきました。

会場ではコンサート、夕食会などが行われています。

昼が長く暗くなるのが遅い季節の観望会。19時までの開催時間では星が見えません。

でも太陽の活動が活発ですので今回は太陽、黒点、三日月を見てもらうことにしました。

開始時刻の17時には多くの親子連れが来場され、最終的には50名ほどの人員となりました。

早速、Seestarで太陽を導入

大きな黒点が現れています。

鏡筒では眼視で黒点をみてもらいました。

大人でも”黒点を見るのは初めて”と言われる方ばかりで説明にも熱が入ります。

フリップミラーで光路を下に向けて黒点をスケッチする先生。学生時代を思い出しますね。(でも、子供たちは何をしているかわかっていません)

 

太陽が沈み暗くなった頃、三日月が見頃になるのですが西の空から雲が湧き出し、見え隠れしています。何とかタイミングを見計らって観望してもらえました。

太陽活動が活発で電波障害、低緯度でオーロラが見えたなどがニュースで話題になるかもと話していました。

19時30分頃には撤収しましたが、子供から”おじさん、コロナやプロミネンスは見えないの?”とのお言葉がありました。

うむ~、残念ながらこの望遠鏡では見えないんだよな~”と答えましたが、何とかしようとの気持ちが湧き上がってきました。