himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

楠海岸からの部分月食

2021年11月19日 | 天体写真

11月19日の月食は天候に恵まれ、日本全国で見られたようです。

himadawaも自宅近くの伊勢湾、楠海岸で撮影してきました。月の出は雲が厚くて見えませんでしたが18時頃には晴れてきました。

取り合えず JPG撮って出しの速報版です。

オリンパスE-M5  Zuiko 12-40mm 18mm

FC100-DF 770mm オリンパスE-M1mkⅢ

BORG 55FL 200mm EOS Ra 

すばると雲のコラボですが、カメラは4台で忙しく失敗ばかりで、撤収にも1時間くらい掛かり年寄りには少しハードな撮影でした。

明日は天文愛好会の画像処理勉強会で、みずがき湖まで出かける予定ですが毎週あちこちへ出かけているので家から追い出されそうです。

 


満天 NAGOYA

2021年11月11日 | 天体写真

10月末に名古屋駅近くのノリタケの森に新しいショッピングモールがOPENしました。その中にプラネタリウムも出来たとのことで早速見てきました。

コニカミノルタ プラネタリウム 満天 NAGOYA です。

名古屋には有名な市立科学館があり、そこにはカールツァイスのプラネタリウムがあります。

現在は2代目ですが、himadawaが小学生のころから通っていました。大きなアリのような機械で、投影しながら日時と共に機械が動くのを興味を持って見ていました。

ここのプラネタリウムは、最新でドーム全面がLEDで覆われてたスクリーンになっています。したがって従来の様に投影するのではなくドーム全面が自発光するようで本当に星が光っているのです。入り口にはこのパネルが間近にあるので近寄って見ると1粒2mm位の大きさのフルカラーのLEDが敷き詰めてありました。暗い中でみるので輝度はそんなに高くなくても良いのかと思いました。

オープニング画像です

夕暮れ時の様子ですが、さすが名古屋 この山は開田高原から望む御岳山の様です。

ちょうど御岳山に日が沈む様子です。

非常に鮮やかで精細な画像で全天を楽しめます。

番組本篇は当然撮影出来ないので画像はここまでです。

実際の番組は、”宇宙のオアシスを探して” 地球とよく似た系外惑星を紹介してくれました。

最後にはスクリーンに大きく、網状星雲、リング星雲、オリオン星雲などが浮かび上がり迫力のあるプラネタリウムでした。

自分が子供のころから見ていたプラネタリウムは学習の一環としての意味合いがあったと思いますが、ここはどちらかと言うとエンターテイメント、番組のような感じですね。

私は大きなアリのプラネタリウムが動いているのが好きです。

話は変わりますが、いつも行く和歌山県大地の撮影地近く、下里のレーザー観測所付近の地名が ”天満” だったのを思い出しました。

 

 


自動運転車に乗ってきました

2021年11月08日 | 日記
鈴鹿山脈・石榑峠の西側、滋賀県側のいつもの天体写真撮影地から数キロ先、5分ぐらい走行した場所に道の駅”奥永源寺渓流の里”があります。
 
国交省が進める、中山間地域における道の駅などを拠点とした自動運転サービスが秋田県に次ぎ全国で2番目に4月から行われ運行されているそうです。
コロナの感染者数が減ってきた昨日に孫たちを連れて乗ってきました。
 
 
車はゴルフ場の電動カートがベースのようですが公道が走行できるようにナンバーがついています。でも営業車ではない?、ので白色です。
走行ルートの路面には誘導線が埋設されていて、それに沿っての走行ですので完全な自動運転ではありません。もちろん係の方が1名乗車されています。
センサーはステレオカメラとレーダーでLIDERは無いようでし。工場・倉庫で使われている無人搬送車のような感じですね。
T字路、減速場所、停留所等の情報は路面に埋め込まれているようです。
実際に路駐の車がありましたが、自動運転で対応できないので手動に切り替えて係の方が運転されていました。
運行情報、車内の様子などは携帯の電波で管理者へ送られてモニターされていろようで、孫が車内で立っていたら連絡が入り注意されました。
 
 
山間部の集落を一周4.4km 途中キャンプ場、神社等で停車し約30分の走行でした。週4日 朝7:30~15:40発まで7便が運行されています。乗車できる人数は4名までですが、荷物だけ載せることも可能で道の駅へ野菜等を運ぶのにも利用されているそうです。
過疎地の山間部で利用の社会実験ですが、暗くて天体写真の撮影が出来る場所とつながります。
周りの木々は色づき、紅葉が進んできています。
 

NGC1499カルフォルニア星雲

2021年11月04日 | 天体写真
NGC1499はとても大きな星雲です。FC100-DFの770mmでははみ出てしまいそうな画像になってしまいました。
 
月が昇る前の時間に撮影を終えたもので、この日最後の撮影対象です。
 
 
DATE:2021-10-28
TIME:23:16..23:40
撮影場所:太地
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:50s
撮影枚数:24コマ
フィルター:none
ISO:25600
気温:16℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:Si9コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミングなし  
 
0:30頃に撤収して、前日の夕方にお土産として買っておいた大量の”みかん”と共に 03:00頃には帰宅しました。その後風呂に入って睡眠、翌朝は普通に会社へ出勤しました。
 
”みかん”はとても甘くてお値打ち、この季節に南紀を訪れると必ず買ってしまいます。
 

IC1396、ガーネットスターとゾウの鼻

2021年11月02日 | 天体写真
IC1396 ケフェウス座の散光星雲です。
ケフェウスてなに?。
何でしょうかと調べてみると、ギリシャ神話のエチオペア王 ケーペウスの事だそうです。
ケーペウス、ケーペウス、ケーペウス・・・ケフェウスなのでしょうか。
 
先ずはFS60-CBによる全景です。
 
DATE:2021-10-28
TIME:22:53..23:06
撮影場所:太地
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FS60-CB
コンバーションレンズ:FC/FSマルチフラットナー
焦点距離:374mmmm
F値:F6.2
露出時間:47s
撮影枚数:16コマ
フィルター:none
ISO:12800
気温:18℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、
     Lrで仕上げ 、長辺で約80%トリミング
 
星雲は淡いですが、上で輝くガーネットスターと呼ばれる星は周期730日の変光星、赤色超巨星で直径は太陽の1500倍以上と言われています。
美しい星ですね。まさにガーネットスターです。画像で見るとスパイダ-の光条があるともっと映えると思います。
 
FC100-DF撮影した画像です。
 
DATE:2021-10-28
TIME:22:53..23:02
撮影場所:太地
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:180s
撮影枚数:4コマ
フィルター:none
ISO:40000
気温:18℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、
     Lrで仕上げ 、長辺を約80%トリミング
 
ゾウの鼻が確認できました。
 
 
 

10月28日は 太地でした

2021年11月01日 | 天体写真
10月28日は下弦の前日で月が昇るのは23:30頃、今の時期は夕暮れが速く18:30頃には薄明終了ですので撮影時間は5時間位ありそうです。平日でしたが和歌山県太地へ向かいました。
 
以前にも撮影した下里の、”人工衛星レーザー測距観測(SLR)”で放たれるレーザー光を前回とは異なるポイントで撮影できました。
 
雄大で宇宙が感じられます。
このレーザー光の射点から約5km先に、民間の小型ロケット発射場”スペースポート紀伊”が建設されているそうです。打ち上げの様子が撮影出来れば良いですね。
 
そしてまず最初に導入したのは、前回にみずがき湖でも撮影したM31アンドロメダ銀河です。
前回は焦点距離が短く迫力に欠けましたので、センサーサイズいっぱいに大きく撮影してみました。
 
 
空が暗いので、L-eXtreamフィルターを使用してたっぷり時間を掛けて撮影している間に他ごとをしていました。
 
フィルターで10コマ撮影した画像と、無しの画像2コマをコンポジットした画像です。
 
DATE:2021-10-28
TIME:19:40..21:14
撮影場所:太地
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:600s
撮影枚数:10コマ
フィルター:L-eXtream
ISO:40000
気温:18℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、
     Lrで仕上げ 、トリミングなし 
 
いつもは、のっぺりとしたアンドロメダ銀河になってしまいますが、赤いアクセントがつきました。