himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

ISS 太陽面通過

2021年04月05日 | 天体写真

前回のISS月面通過に続いて、太陽面通過のチャンスが訪れました。

4月5日 11時58分46秒、ちょうど昼の12時で高度は約61度、距離は約480kmです。

朝は曇っていたのですが、11時頃には雲が無くなり快晴となりましたので、地図で調べた中心を通過する数キロ離れた地点へ向かいました。

今日も機材の展開は10分位で済ませて試写を行い露出を決定。通過3分前です。電波時計の時刻を見ながら、数秒前から連射です。

DATE:2021-04-05
TIME:11:58:46
撮影場所:四日市市
カメラ:オリンパス E-M1 MarkⅡ 
鏡筒orレンズ:Takahashi FC100-DF
焦点距離:740mm F値:F7.4
フィルター:ソーラー フィルター
露出時間:1/1600s
撮影枚数:暗比較合成
ISO:1600

太陽光パネルが、熱でメラメラと燃えているようにも見えるますね。ISSまでの距離が近いので形がしっかりと見えます。

3月30日の月面通過から、わずか5日後に太陽面通過が撮影出来ました。

 


3月30日のISS

2021年04月01日 | 天体写真

3月30日は満月の翌日、そして黄砂で視程は10Km以下、このコンデション天体写真はムリだと思っていましたが、調べてみるとこの辺りでISSの月面通過のタイミングがありそうです。

その時刻は21:40頃、GPVだと21時から雲が切れそう。黄砂も少し薄くなる予報で、月の高度は18度と低いのですが月さえ見ることが出来ればと思い撮影に出かけました。

ISSが月の中心近くを通過する撮影地を探して地図を見て、長島温泉の遊園地近くに向かうことにしました。

20:30頃には現着。すぐそばには遊園地の観覧車が見えます。ありがたいことに大きな時計が時刻を教えてくれますが、月は雲に隠れて見えませんが機材を展開して車の中でTVと観覧車の時計と雲の様子を見ながら待機していると、天気予報通り21:20頃に月が雲から出てくっきりと輝いてきました。

慌てて鏡筒のファーカスを合わせカメラのシャッターを切り露出を確認。準備が整ったのはISS通過の2分前です。あとは時計を見て通過予定の5秒前から、5秒後までシャッター切るだけです。

カメラのモニターではよくわかりませんでしたが、PCで画像を見てみるとISSを見事に捉えていました。

比較合成をした画像ですが、今回の月面通過はISSまでの距離が遠く、ISSが小さいの切り出してみました。

DATE:2021-03-30
TIME:21:40:36
撮影場所:桑名市長島
カメラ:オリンパス E-M1 MarkⅡ 
鏡筒orレンズ:Takahashi FC100-DF
焦点距離:740mm
F値:F7.4
露出時間:1/1000s
撮影枚数:暗比較合成
ISO:6400

次の機会があれば、日面通過も撮影したいですね。