himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

みずがき湖で NGC3631

2020年03月29日 | 天体写真

3月20日にみずがき湖で撮影した、おおぐま座のNGC3631です。

ちょうど柄杓の底の部分にあり、光度 10.4等、 視直径  4.6'で比較的暗く小さな銀河です。

この銀河をHD800の長焦点で狙ってみました。Raはノイズが少なそうですので思い切ってISO12800に設定しました。

DATE:2020-03-21
TIME:02:43..03:15
撮影場所:みずがき湖
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:120s
撮影枚数:10枚
フィルター:none
ISO:12800
気温:5℃    

画像処理:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、約80%トリミング

HD800のFlat画像がないので、後日にB4サイズのELシートを入手してFlatフレームを撮影し画像処理に加えました。

綺麗な形の銀河が浮かび上がってきました。やはりFlat補正は必要ですね.(当たり前ですが)

ISO12800 でも何とか使えるようです。

 


みずがき湖で NGC3718、NGC3729

2020年03月28日 | 天体写真

3月20日にみずがき湖で撮影した、おおぐま座のNGC3718,NGC3729です。
こうちゃんさんから、”おおぐま座には面白い形で長焦点で撮影すると美しい銀河がたくさんあるよ”、とのことで狙っていました。

DATE:2020-03-21
TIME:01:35..02:23
撮影場所:みずがき湖
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:180s
撮影枚数:16枚
フィルター:none
ISO:6400
気温:5℃  

画像処理:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、約80%トリミング 

中央がNGC3718、その右下がNGC3729、NGC3718の右上はHCG56(ヒクソン・コンパクト・グループ)よ呼ばれる密集銀河群だそうです。

こんな画像が撮影できると嬉しいですが、もう少し色が欲しいですね。


みずがき湖で M95、M96、M105

2020年03月27日 | 天体写真

3月20日にみずがき湖で撮影した、しし座のM95,M96,M105です。

この辺りにも小さな銀河がいくつか見られます。

風も収まってきましたので16枚がコンポジット出来ました。

DATE:2020-03-20
TIME:22:06..22:56
撮影場所:みずがき湖
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:180s
撮影枚数:16枚
フィルター:none
ISO:3200
気温:7℃    

画像処理:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ

トリミングなしの100%フルサイズの画像で広い視野が収まりました。


久々に みずがき湖で撮影

2020年03月22日 | 天体写真

3月20日、春分の日、月齢25.5、天候よし、撮影の絶好チャンスです。

どこへ向かおうか、南紀・熊野、木曽・開田高原、山梨・みずがき湖にするか。考えた結果みずがき湖へ向かいました。

流行りもののために2月に予定されていた愛好会の勉強会がキャンセルとなり、みずがき湖を訪れるのは昨年の12月3日以来3か月以上のご無沙汰です。

blog等を拝見する限り会員の皆さんは活発に活動されているようですが、元気にやってみえるでしょうか?。新月期の今夜は撮影に来られる方はみえるでしょうか?。等々と思いながら15時頃には現着しました。

早速、こうちゃんさんと近況などのお話をしてすごし、夕暮れには機材の準備が完了しました。

今夜も色々と試したいことがあります。

HD800と"Ra”の組み合わせでの撮影。

体験版がリリースされた、ステラショット2のお試し。

準備が整った頃に愛好会のviewruさんが撮影に来れれました。この後どなたか来られるかななどとお話をしながら撮影に入りましたが、風が強く突風が吹くこともありましたのでFC100の屈折です。

M78

TITLE:M78
DATE:2020-03-20
TIME:19:51..20:46
撮影場所:みずがき湖太地
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:180s
撮影枚数:8枚
フィルター:none
ISO:3200
気温:7℃    

ステラショットのオートガイドもうまく行ってます。

 

22時頃には風が止まりましたので、HD800の長焦点に鏡筒を乗せ換えました。

M104 ソンブレオ銀河

TITLE:M104 ソンブレオ銀河
DATE:2020-03-21
TIME:00:34..01:26
撮影場所:みずがき湖
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:180s
撮影枚数:16枚
フィルター:none
ISO:6400
気温:5℃    

ISO感度を6400としましたが、ノイズは少なくまだまだいけそうです。

もう一つ、HD800のイメージサークルはフルサイズをカバーしていました。

JPGの撮って出しの1枚画像です。

4角が少し欠けるだけです。実はAPS-C位かな?と思ってたのですが逆に誤算で、これからが楽しみです。

 

 


初のアンタレス付近

2020年03月15日 | 天体写真

Raを導入以来、撮影もさることながら画像処理も今までのように適当ではダメだと感じ、フラット補正、FlatAidePro等の勉強をしています。

2月21日太地でテスト撮影した画像を処理してみました。

季節の先取り、アンタレス付近です。撮影も処理も初めての対象ですが、見様見真似でやってみました。

DATE:2020-02-21
TIME:03:42..04:02
撮影場所:太地
カメラ:Eos Ra
鏡筒orレンズ:Borg 55FL
コンバーションレンズ:x0.8re
焦点距離:200mm
F値:F3.6
露出時間:120s
撮影枚数:8枚
フィルター:none
ISO:2500
気温:6℃    

画像処理:St8でFlat+コンポジット、FlatAidePro、
     Lrで仕上げ 、約95%トリミング 

週明けからの新月期は天候も良さそうですので、流行りものが心配ですが人とあまり接触しないよう夜中に一人で撮影にあちこちと出かけたいと思います。

 

 

 


月齢11.5の月

2020年03月07日 | 天体写真

3月6日 月齢11.5の月です。

これも”Ra”での撮影ですが、ホワイトバランスはAUTOで調整していません。

赤くなっていないのは、"a"モデルのあかしですかね?

DATE:2020-03-06
TIME:20:08
撮影場所:自宅
カメラ:Eos Ra
鏡筒orレンズ:FC-100DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:1/3200
フィルター:none
ISO:3200

トリミングあり

新型コロナの影響で外出を控えるなか、PCに向かってゴソゴソやってます。

 

 

 


赤い大きな薔薇が咲きました

2020年03月07日 | 天体写真

新しい機材を導入すると使いこなすのが大変で四苦八苦しています。

Raでの撮影の習熟とテストを続けていますが、なかなか思うようになりません。

これまでは小さいセンサーのフォーサースをばかリでしたので、イメージサークルの中心部しか使わず周辺減光も少なく、Flatは無くてもなんとかなったのですが、フルサイズはごまかせません。そこでFlatの撮影、FlatAide Proの勉強などをしています。色々と大変ですが、まぁ~この過程が楽しいのですね。

そんなことで2月26日自宅で撮影した薔薇星雲です。今回はFC-100DFに76Dフラットナーを組み込みました。空が明るいのでQBPフィルターも使用しています。

DATE:2020-02-26
TIME:21:53..22:17
撮影場所:自宅
カメラ:Eos Ra
鏡筒orレンズ:FC-100DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:180s
撮影枚数:8枚
フィルター:QBPフィルター
ISO:3200
気温:7℃
画像処理:St8でFlat+コンポジット、FlatAidePro、
     Psで仕上げ   、約90%トリミング 

フラットナーあるいは、フィルターの効果?か、判りませんが星が小さくシャープです。

少しは、”らしい”作品になったのかな、と思って自己満足しています。