himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

初めてのRGB合成

2024年08月19日 | 天体写真

自宅観測台、モノクロCMOSも入手して7月末からテスト撮影を行っています。

撮影対象は南から西方向でM101回転花火銀河に設定。メジャーですが比較的明るく、大きさもあり初めてのモノクロ撮影の練習には良いかなと考えました。

晴れていれば毎日、薄明終了後の20時頃から1日-1フィルター2~3時間の撮影を続けていました。

最初はセンサー表面に汚れがあったり、日によってカメラの回転が変わったりと練習と対策を考えながら撮影をしていましたが、やっと8月初めに何とか撮影スタイルが決まり画像が得られるようになりました。

R,G,B,UV/IRカット、IR640の各フィルターで300秒x20カット位の画像が揃いました。

これが仙骨圧迫骨折の原因です。ソファーに座って横目でタブレット端末を監視、操作していると段々と姿勢が悪くなり尾骨に長時間荷重が掛かっていました。

画像処理は第一段階としてRGB合成です。

RGB各フィルターの画像をコンポジット、調整してSI9でRGB合成を行いました。

TITLE:M101
DATE:2024-08-02..09
TIME:
撮影場所:河原田
カメラ:ZWO 533MM-Pro
鏡筒orレンズ:Takahashi FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:300s 
撮影枚数:R:23枚、G:16枚、B:15枚
総露出時間: 270分
フィルター:R,G,B
GAIN:100
冷却温度:0℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:ZWO ASI 120MM-mini
ガイド鏡:30x130mm
画像処理:SI9、PI、Lrで仕上げ

初めてのモノクロ画像で解らないことばかりの自己流の処理ですが、四日市市内の住宅街からの撮影でも少し期待できるのかと思います。

天気予報を見ていると8月末まで雨模様です。この間にL画像を加えた処理に挑戦したいと思います。


ぐーたらの極み ソファーで圧迫骨折

2024年08月16日 | 天体写真

無事お盆も終わってやっと平常が戻りつつあります。

昨日まで長男家族(孫3,4,5,6付)が来ていて大変でしたが成長を見ていると頼もしいかぎりです。

8月に入って2件の天文関係イベントのお手伝いをしました。

8月10日(土)は毎年お手伝いしている医療関係のCAMPで、30名位の子供さんと同じ位の人数の医療関係の方が対象です。天候も良く伝統的七夕でもあり、月のスピカ食と話題が多い観望会でした。

お手伝いの皆さんが準備している機材

空が少し暗くなる18時頃よりスピカ食を追いかけて食の瞬間も見てもらいました。

 

8月12日(月)はペルセウス座流星群の日、鈴鹿峠自然の家で【みんなで流れ星を見よう!!】のお手伝い。

廃校の小学校グランドには100組以上の親子がシートを引いて星空を眺めています。流れ星が出現するたびに大きな歓声が上がりました。

さて自宅の観測台は7月末から晴れていれば533MMProでフィルターを替え、ASIAIRとタブレットをWi-fiでリビングから操作して3~4時間ぐらいの撮影を幾晩もしていました。

何日かするとお尻が少し痛い気がします。何だろう、ひょっとして”痔”か?などと考えてましたがチョット違うようです。どうも尾骨あたりが痛むようで座ると痛みが強くなります。

悪い病気だと嫌だなと思いながら盆休みを過ごし、今日から病院が診察しているのでさっそく整形で診察を受けてきました。

レントゲン、診察の結果は”仙骨の圧迫骨折”正確に言うと仙骨にヒビが入り少しずれているので痛むとのことです。

なぜこんなところが圧迫骨折するのか先生も不思議がっていました。

実は思い当たる事があります。望遠鏡の撮影でASIAIRの画面をタブレットで監視する時間中、ソファーに座っているのですが、段々と姿勢が崩れてお尻が滑り、座りが浅くなり背もたれに上半身が倒れ足を伸ばしていたのが悪く、一番荷重のかかるお尻の先端部の骨が圧迫骨折したようです。

これは撮影中の事故で、「ぐーたらの極み ソファーで圧迫骨折」です。

先生からは治療方法はなく、この部分に荷重を掛けずに自然に骨がつくのを待つしかないとのこと。

必要なら痛み止めを出しましょうか・・・

しばらくどうやって過ごすか? 思案中です。