himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

御嶽山と彗星

2024年10月24日 | 天体写真

10月21日 秋の移動性高気圧に覆われて朝から快晴。御嶽山とC2023/A3 紫金山・アトラス彗星を撮影したいと開田高原へ向かいました。

皆さんの素晴らしい画像をblog等で拝見して自分も何とか撮影して記念に残したいと思っていました。

DATE:2024-10-21
TIME:18:36
撮影場所:開田高原
カメラ:Olympus E-M5MarkⅡ
レンズ:M.Zuiko12mm F1.8
ISO:3200
露出時間:1.6s 
撮影枚数:1コマ 
画像処理:Lr、トリミング無し

御嶽山と一緒だと尾の長さと雄大さが伝わると思います。

でも本当はもう一つ、天の川とトリプルで画像に収めたかったのですが、空が暗くなると共に雲が広がってきて残念でした。

 

望遠鏡でも

DATE:2024-10-21
TIME:19:29
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Takahashi FC100-DF
コンバーションレンズ:FC35レデューサー
焦点距離:480mm
F値:F4.8
露出時間:4s 
撮影枚数:8コマ 
フィルター:CBP
ISO感度:40000
気温:12℃
赤道儀:Vixen SXD2
画像処理:PI、トリミング無し

残念ながらアンチテールは解りませんね。

秋雨前線、台風崩れの低気圧通過などで暫く晴れる様子がありません。

次のチャンスに期待します。

 


再びのC/2023 A3 紫金山・アトラス彗星

2024年10月13日 | 天体写真

秋の3連休はよく晴れるようです。

今日も快晴の一日で西側の鈴鹿山脈には雲も掛かっていません。

明日の天候が良ければ夕暮れの彗星を見に和歌山県へ行こうか考えていますが、その前に予行演習がてらに近くの鈴鹿川堤防から撮影の撮影です。

当然ながら空の暗さと高度の戦いです。

DATE:2024-10-13
TIME:18:28
撮影場所:四日市
カメラ:Olympus OM-1MarkⅡ
レンズ:Zuiko150mm F2
ISO:3200
絞り:F3.2
露出時間:1s 
撮影枚数:1コマ 
画像処理:Lr、トリミング無し

長いテールとシャープな核が撮影できました。35mm換算で300mmのレンズですので画角(対角)は約8.2度、テールの長さが解ります。そして向かって右側のテールが少し膨らんでいるようにも見えます。

カメラ撮影、双眼鏡、そして肉眼でもぼんやりと確認出来ました。

 

 

 


ついに捉えた C/2023 A3紫金山・アトラス彗星の勇姿

2024年10月02日 | 天体写真

いよいよ地球に近づいてきたC/2023 A3紫金山・アトラス彗星を一度は撮影したいとタイミングを見計らっていました。

10月1日、2日は台風に挟まれ気圧の高い部分に入り、天候は良さそう、その後は秋雨前線が停滞する予報です。

今しか無い。

10月1日 夜明け前の3時30分近くの楠海岸に向かい伊勢湾越しに彗星を狙いましたが撃沈でした。

(翌日に画像を確認すると月齢28日の細い月と共に少しだけ彗星が確認できました)

DATE:2024-10-01
TIME:04:52:55
撮影場所:楠海岸
カメラ:Olympus E-M5MarkⅡ(改)
レンズ:M.Zuiko75mm F1.8
ISO:3200
絞り:F3.5
露出時間:1s 
撮影枚数:1コマ 
画像処理:Lr、トリミング無し

 

10月2日の天気予報、GPVを見ていると紀伊半島が良さそうです。そこで東に障害物が無く、太平洋越しに撮影できる和歌山県の”鯨の町 太地”へ向かいました。

今朝は早く起きて少し眠たいのですが、14時頃に自宅を出発。

太地までは200km、約4時間の行程で18時頃には現着。

ローケーションを確認してから色々と撮影しながら彗星待ちです。そして03時頃から彗星用の機材75mmと150mm単焦点のカメラレンズ、に切り替えて出現を待ちました。

出現時刻前からシャッターを切り、モニターの画像に何か雲のようなノイズの様な斜めのムラが見えます。

DATE:2024-10-02
TIME:04:51:48
撮影場所:太地
カメラ:Olympus E-M5MarkⅡ(改)
レンズ:M.Zuiko75mm F1.8
ISO:6400
絞り:F1.8
露出時間:3.2s 
撮影枚数:1コマ 
画像処理:Lr、トリミング無し

もしやして これは彗星のテール?。これがテールならばデカイ彗星です。このレンズの画角は約16度ですのでこの画像だけで10度くらいの大きさです。

 

低層の雲の下、海からコマが出てきました。そして上の画像は間違いなくテールです。

DATE:2024-10-02
TIME:04:42:42
撮影場所:太地
カメラ:Olympus OM-1MarkⅡ
レンズ:Zuiko150mm F2
ISO:12800
絞り:F2
露出時間:2s 
撮影枚数:1コマ 
画像処理:Lr、トリミング無し

 

低層の雲から抜け出して全景が捉えられました。 

DATE:2024-10-02
TIME:04:53:11
撮影場所:太地
カメラ:Olympus E-M5MarkⅡ(改)
レンズ:M.Zuiko75mm F1.8
ISO:3200
絞り:F1.8
露出時間:2s 
撮影枚数:1コマ 
画像処理:Lr、トリミング無し

 

高度が上がり空の明るさは増しましたが、彗星の見本のような長く、シャープなテールを持つ勇姿を現してくれました。

DATE:2024-10-02
TIME:04:54:43
撮影場所:太地
カメラ:Olympus OM-1MarkⅡ
レンズ:Zuiko150mm F2
ISO:3200
絞り:F2
露出時間:1s 
撮影枚数:1コマ 
画像処理:Lr、トリミング無し

長いテールの大きな彗星を見て記録に残すことが出来ました。さらに10月中旬の西側の姿が楽しみですね。

良い物が見えたのでテンションが上がり疲れが吹き飛び、夜明けと共に機材を撤収して帰路につきました。