himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

国立天文台 野辺山 特別公開 と アストロフェス IN みずがき 2017

2017年08月28日 | 天体写真

8月26日(土)国立天文台 野辺山宇宙電波観測所の特別公開が行われるとの情報、そし同日から27日(日)までは、アストロフェス IN みずがき 2017が開催されます。”よし行くぞ”と言うことで8月25日20時に出発。野辺山は長野県 八ヶ岳の東側で山梨県にも近いところにあります。そこから直線で約10kmに山梨県北杜市 みずがき湖がありその両方を目指しました。

8月26日AM2時に野辺山へ到着。今年の夏は天候が悪く全く天体観測が出来ませんでしたが、ここ野辺山では雲があるものの星空が見られました。3時すぎにはもうオリオンが昇って来ていました。

OPENは9:30 朝から小雨が降っていましたが9時頃には雨もやみ入場の頃には傘が不要となりました。

まず出迎えてくれたのは、のべやま先生

あちこちに出没していましたが、後ろ姿はすこし疲れているようでした。

まずは45m電波望遠鏡です。

今回は特別にアンテナに触れることが出来ました。鏡面はハニカム構造で軽く作ってあるそうです。

観測棟かの後ろ姿です。

 

これはミリ波干渉計と呼ばれるアンテナで、6台のアンテナをつないで観測するそうです。

実は野辺山へ来るのは2回目です。研究内容がパネルで展示されていましたが内容は難しく、なかなか理解できません。

11時頃には見学を終わり、次の目的地のみずがき湖ビジターセンターへ向かいました。

ここでは、アストロフェス IN みずがき 2017 が開催され、写真展、観望会が行われています。

実は、himadawaはこの”北杜市みずがき天文愛好会”の発足時からの会員なのです。

ここでは大変美しい天体写真を撮影される方が多くみえ、自分でも出来ないかとこの地を訪ねたのがきっかけでした。

12時頃には到着しスタッフとして望遠鏡をセットし、来て頂いた方に太陽、黒点を見て頂きました。

ビジターセンターの中では写真展が開かれいます。

himadawaの写真は、まだ人様に見て頂けるようなものではありませんので今回は出展していませんが、次回には腕をあげて1枚でも展示して頂ければと思っています。

雲が多い夜でしたが、夜遅くまでワイワイ、ガヤガヤ楽しく天体少年の方たちと過ごさせて頂きました。

次は、すかっと晴れた夜に来たいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 


星空観察会

2017年08月12日 | 天体写真

8月12日 知り合いからの誘いで星空観察会のお手伝いしました。

東海地方で難病をかかえる子供たちのサマーキャンプの一環で、星空、望遠鏡で惑星を見てもらおうという企画です。

地元県立病院の先生を中心に、岐阜県から、愛知県から、志摩から望遠鏡をもって皆さんが集まってこられました。

全部で8台の望遠鏡が並びました。

今年の夏は天候が悪く、なかなか太陽、星空を見ることが出来ず心配していたのですが、この日だけは特別に星空が広がりました。

空が暗くなった頃に、お客さんが揃い始めました。子供たちが50人ぐらい、ナース、ドクターの方、合わせて100人ぐらいの方々です。ちなみにお父さん、お母さんはみえません。

木星、土星、二重星、M16、M17等を見てもらいました。そして恒星 アンタレス、ベガ、デネブ、アルタイルを望遠鏡で見て星の色の違いを実感してもらいました。

そして今日は、ペルセウス座流星群が極大を迎えるので流れ星が見られれば、と思っていました。

20時すぎに何個かの流星が現れ、皆が興奮して星空を見上げていると、痕の残る大きな流星が出現し、子供も大人も大喜びです。

21時頃には観察会は終了しましたが、天候に恵まれ有意義な一日でした。