そろそろ冬も終わりに近づいて来ているようです。そして新月期を迎えようとする2月24日、25日の二晩続けて南紀方面での撮影に出掛けました。
24日(木)16時頃に自宅を出発、18時30分頃には熊野の撮影地に到着。わくわくするような星空が広がっています。
まずは西側の秋の空から選んだのは、クリスタルボール星雲 NGC1514です。
TITLE:NGC1514クリスタルボール銀河
DATE:2022-02-24
TIME:21:07..21:39
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:takahashi EX Q1.6X(50.8)
焦点距離:1184mm
F値:F11.8
露出時間:120s
撮影枚数:16コマ
フィルター:none
ISO:25600
気温:3℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:SI9、NIC、Lrで仕上げ 、約50%トリミング
小さな星雲ですがとても美しく透明感があり、まさにクリスタルボールです。
以降、月が昇る03時頃まで色々な対象を撮影しましたが、ボチボチと処理を進めて行きたいと思います。
中略
26日、二日目の夜明け近く、くじらの町”太地”です。
月に照らされた熊野灘。その横にはさそり座が夏を招いています。
記念写真を一枚。手持ちで露出時間は2秒、星空AFです。
刻々と空が明るくなり夜明けを迎えました。
太陽と共に右上には月齢24の月ですが、1枚の画像で撮影出来ました。
水平線から昇った太陽が少し上空にある雲に隠れ、チョット不思議な感じです。名付けて”逆さ日の出”と勝手に言っています。