himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

こんなレンズで星景を撮影したら

2019年06月27日 | 日記

これは何でしょう?

自衛隊の潜水艦 ”うずしお” の潜望鏡です。

下の魚眼のようなレンズは多分、広角の探索用のレンズかと思います。レンズの直径は30cm以上かな?と思います。

このレンズで洋上の星空を撮影したらと想像するだけでワクワクします。

 

6月2日(日)地元の港に自衛隊の潜水艦と支援艦が入港し、見学できるとのことで出かけてきました。

駅から港までは自衛隊のバスが送迎してくれます。

さすがに潜水艦の中は見学できませんでしたが、支援艦は見学できました。

船名は”えんしゅう”です。

デッキの照明はいまだに白熱電灯です。

耐震球ですが、LEDではありません。電球の生産はもううしていないと思いますので、在庫分は使用するのでしょうか?

さすが自衛艦、緊張感のあるプレートがあちらこちらに取り付けてあります。

 

見学までの待ち時間にはこんなサービスもしていただけました。

 

 MOV 3918

 

 


ストロベリームーン

2019年06月17日 | 天体写真

今日は満月です。

夕方は快晴となり近くの楠海岸から撮影しました。

残念ですが 月の出の時間に数分間に合いませんでした。

今回はセントレア中部空港のほぼ真上から月が昇りましたので、飛行機はちょっと無理でした。

アメリカの先住民が6月の満月をストロベリームーンと名付けたそうです。

赤い月 いいですね。

  

DATE:2019-06-17

TIME:19:16

鏡筒:FC100-DF

焦点距離:740mm

カメラ:OM-1mkⅡ

 

 

 

 


CANP'19 に参加させてもらっています

2019年06月16日 | 天体写真

6月15日、16日は川崎に来ています。

”デジタル天体写真ファンの集いCANP'19”に参加させてもらっています。

初めての参加ですが、今年は”基本を再確認し、独自の作品作りを行っている人の工夫を学ぼう”です。

初心者のhimadawaにとっては、うってつけの内容で勉強させてもらっています。

講演は大変に参考になり、天体写真だけでなく、時々仕事?で撮影する工業用のFILM写真で濃度”D"ダイナミックレンジを有効に使う現像方法などのヒントをいただきました。

 

それにしても皆さんアクティブで、遠隔地とのリモートによる無人撮影、ラッキーイメージングなど皆さんの技術力に敬服します。

今日、二日目の講演を楽しみにしています。

 

 

 


NGC5139 オメガ星団

2019年06月08日 | 天体写真

6月5日(水)梅雨入り前、最後のチャンスが訪れました。GPVを見ていると三重県南部は午後から深夜0時ころまでは雲がなさそうです。薄明が終るのは20時ころ、けっこうリスクの高い遠征ですが今しかない!。

今回は忘れ物をしないように機材を確認、そしてPCのステラショットのアップデートも確認、Ver.1.5hが公開されたようでインストールし準備を整え、13時ころ自宅を出発、でも空は曇天。目指すは自宅からは約100km、2時間30分の行程、志摩半島の南側、太平洋に面した所でNGC5139 オメガ星団です。

16時には、横山展望台に到着。

予報通り天候も良く、志摩半島と緑が鮮やかな島々が美しいです。

ここは2016年、伊勢志摩サミットで各国首脳が記念撮影した展望台です。

その後、17時頃には目的地に到着。撮影地をロケハンし街灯、人通りの少ない場所を探しました。

この海岸の堤防の上です。写真の正面が南で今回の目標、高度が低い(最大約8°)オメガ星団を狙うにはベストだと思います。

まだ時間があるので近くの旅館で温泉につかり、美味しい海鮮を頂きました。

 

夕暮れと共に機材を準備しレベル出し、極軸を合わせを行いステラショットを起動し、赤道儀と接続ボタンを押すとステラショットが強制終了してしまいます。ケーブル類を点検、赤道儀、PCを再起動しても状況が変わらず。また、「やっても~た」状態です。どうも出発前に行ったアップデートが原因のようです。

ステラショットは諦め、PHDを起動。オートガイドは使えそうです。

 

TITLE:オメガ星団 NGC5139
撮影枚数:11枚
DATE:2019-06-05
TIME:20:46..21:13
撮影場所:和具
カメラ:EOS X5
鏡筒orレンズ:FC-100DF
コンバーションレンズ:none
焦点距離:740mm
F値:F7.4
露出時間:120s
フィルター:なし
ISO:1600
気温:22℃   

 

苦労して撮影しました。

膨大な星の集まり、大きな球状星団ですね。

撮影時の高度は、低空で8°です。次のチャンスはいつか分かりませんので双眼鏡でも眼視し、その姿と大きさを目に焼き込みました。

22時ころには視界が悪くなり、雲も出てきたので撤収。GPS通りの行程です。

 

帰路、とっても怖いことがおきました。これは別途アップしたいと思います。

 

P.S. ステラショットについて、後日いろいろと調べました。結果は赤道儀、SXD2のSTAR BOOK TEN コントローラーが5月15日にアップデートされ、ver.5.10がリリースされていました。それをインストールしたら回復しました。ついでにASCOMドライバーもアップされています。

そしてもう一つ、ステラショット Ver.1.5h アップデータ以降で制御未対応カメラでも撮影画像での導入補正ができるようになったとのことです。himadawaのオリンパスカメラでも導入補正が可能なようで大変うれしい限りです。撮影写野と同じ考え方の様で、カメラの機種とレンズの焦点距離で写野を与え、その撮影画像をステラショットが解析するようです。なるほどこれであればカメラメーカー、機種に関係なく導入補正可能かと思います。間違っていたらごめんなさい。

次の撮影のタイミングには試したいと思います。