【2013年 9月の記事】
22日の「教育相談におけるグッズ活用」の講座にご参加いただいた養護教諭さんから、「さっそく質問カードを生徒に使ってみました」というメールをいただきました。
メールをご紹介する前に、「楽しい質問カード」のご紹介を・・・
楽しい質問カードとは 昨年度(2012年) 発売したアプローチグッズです。
子どもたちに効果的な質問をしたいけど なかなか うまくアプローチできないと感じている方
子どもたちの話を聴いていると ついつい同一化してしまい 相手の感情が被ってし合って ニュートラルなアプローチができないと感じている方
もっと子どもたちが心をひらく導入的なものを使ってみたい方
などが
チャレンジ精神満載で 購入してくださっています。
保健室コーチングで使われる一般的なコーチング的質問が 描いてある 45枚のシンプルなカードなのですが
ちょっとした仕掛けがありまして(企業秘密・・・笑)
カードを示す支援者が
「あなたに今必要なカードが出るよ」と声をかけ
クライアントも
「自分に必要なカードが出る」と心でつぶやいて 引くっていうだけなんですが
本当に面白いほどに 不思議なことが起きます。
これまでも
3人でやったら 3人が 同じカードを引いたとか
何度に引いても 同じ質問が出てくるとか
1枚引いて その質問に答えて 次の質問カードを引くと ちゃんとその答えに続くような質問が書かれたカードを引くとか。。
保健室コーチングの基礎講座の中で使っても
ベーシックコースで使っても 同じように 面白いことが起きるんです。
なんでかって・・・・だって 企業秘密のとある仕掛けがあるから(笑)
というわけで、先日いただいたメールのご紹介です。保健室にやってきた女子中学生に使ってみたそうです。
【生徒とのやり取り】
「さりげなく引き出しから取り出し、トランプをきるようにちらつかせ、
“1枚引いてみて。”と言うと素直に1枚引き、カードの質問に答えました。
続いて4枚順に引き、それぞれ答えを出していましたが、
5枚目"本当はどうしたいの?"の質問がでた時
“あれ、なんで(無作為にひいた質問カードが)前の答えにつながっとるの?”と初めて気づき 驚いていました。
この質問で終わるのがちょうどいいかなと思っていたら、
自分から手を出しさらに1枚引き、“これおもしろい”という感想を言ってくれました。
もともと自分のことを話さないわけではなく、むしろ話したい生徒ですが、その反応はとてもおもしろかったです。
結局全部の質問に答えていました。
あれこれ考えるより、使ってみるのが一番と実感した場面でした。」
小中学校の保健室の現場で感じたことは いわゆる カウンセリングという形でアプローチすることを「重い」と感じ
かえって心を開かない子がいるということ。
実際に 「心療内科のカウンセリングがちょっと重くてうざかった」とか
「スクールカウンセラーが過去のことばかり聞く」と、保健室でつぶやいた子もいました。
相性というものがあるので一概に カウンセリングがよくないというものではありませんが
子どもたちは もっと気軽に 占い形式で
自分と向き合うことのほうが かえってリラックスして 本音をポロリと出すんだな、ということは
長年の保健室での経験から 実感たことでもありました。
そんな思いが 質問カードや人生の魔法カードの開発になったんです。
というわけで こりゃ面白そう!!って 興味を持ってくださったあなた。
ぜひ 教材販売のページから ご購入くださいませ
http://heart-muscle.com/web_shop/