
月刊小学ポピー の子育て情報誌「Popyf」の特集記事<子育て応援団からのお父さんお母さんへの応援メッージ> に、
桑原の記事が掲載されています。
テーマは、問いかけと意欲の方向性です。
私が以前、保健室でかかわった生徒とのやり取りも紹介されています。
問いかけをどのようにするかって、意欲の方向性と大きな関係があります。
私たちの講座では、こうした問いかけのしかたも含め、
子育てにおけるコミュニケーションが、子どもたちの人間性や意欲・学力にどのように関係しているかを、
脳の仕組みによる意味づけと体験ワークを通して楽しく体感してもらっています。
そして、子どもたちのよりよい成長のために、具体的にどんなかかわりをしていくのかをお伝えしています。
スキルだけどんなに学んでも、その背景にある理論や原理がわからないと、応用が利かないからです。
そして、頭でわかったこと(=知識 知得)だけでなく、体で実感したことを伴うことで、人は、知識と体験を結びつけて「理解する」ことができます。
知っているけどできないというスキルってたくさんあるんですね。
そして、やり方は知っているけど、その背景となる意味づけをしらないと、マニュアル以外のばめんにであうと、過去のスキルの知識から引出してこなくてはならない。
しかし、そのスキルが持っている本質的な意味を理解していれば、どんな場面に出会っても「柔軟」に対応できるのです。
多くのお母さんたちが、コミュニケーションの空回りによって、うまくいかない現実に対し、
ご自身を責めていらっしゃる現実を、養護教諭時代からもたくさん見てきました。
また、講座でお会いするお母さんたちが、まさに、ご自身を責めていらっしゃる姿を拝見します。
誰が悪いとか 誰のせいだとか そういうことではなく、そこには、人間の仕組みがあるだけです。
それを理解して、
その脳の習性にそったコミュニケーション(他人とのコミュニケーションだけでなく自分とのコミュ二ケーションも)をすることで、
たくさんの笑顔が生まれてきます。
先日、子育てセミナーを企画されている某外資系の会社の方々と、
共催で会場を提供してくださるフィットネスクラブの方々に、子育て講座の内容を30分ほどプレゼン&体験してもらったことがあります。
その時に、一流の外資系の会社の方々が、
「これまで会社の人間が研修として受けてきたいろいろな講座がありましたが、一番、腑に落ちた30分でした。」
といってくださいました。
・・・というわけで、その会社の研修事業にもお呼びいただけることになりました。
私の仕事は、人の価値と可能性を引出す仕事です。
一番目の仕事は・・・
子どもたちに自分の価値と可能性をしってもらい、それを引出すための種をまくこと。
そのために、子どもたち自身に、必要な教育プログラムを提供すること。一緒に学ぶこと。
そして、子どもたちの周りにいる大人(養護教諭・教師・保護者)にも、自分の価値と可能性を知ってもらい、
そこから、子どもたちにとって本当に大切な生きる力を育てていただくための体験を提供すること
二番目の仕事は、夢を追う人の支援です。
自分の可能性をどのように具現化するか。その支援です。
だめだと思っている人が、変化していくそのすばらしい瞬間瞬間に立ち会いたいと思っています。
人間のすばらしさを知って、最高の自分として生きていく、その姿を支援したいと思っています。
どんな企画を、これから生み出そうかな?
わくわくします!
1番目も、2番目も、私がいつも思う、子供育てに取っ手や移設なことだと思います。
これって、子供に限ったことでもありませんね。
人間の、コミュニケーションの基本でしょう。
このことを思う国民が少なくなってますね。