日本一の営業マンさんが持っているのは一貫性

　先日、各務原のセミナーでお会いした「むっちゃスゴイ営業マンさん」と、個人的にお会いする機会がありました。

　ＮＰＯのメンバーでもあるRieko先生といっしょに、お話をうかがいました。


　セミナーのときにも感じたのですが、そこにあるのは「一貫性」

　会社を愛し、自分の持つ商品を愛し、そして、自分のあり方を愛している。

　肩書きのある自分を愛しているのではありません。

　人間としてのあり方に自信を持っておられるのです。

　そこにながれるのは、まさに「一貫性」

　人を動かすのは何でしょうか？

　話術というテクニックがあっても、「心」がついていなければ、それは、人の心を動かすことはありません。

　人は「正しいから動く」のではなく「心が動くから行動を変える」のです。

　営業マンというその人そのものにほれ込まなければ、商品は買いません。
　これは、教師も同じですね。
　どこかから持ってきた「イイ話」を、持ってきても、それが、本当に話す人の心に落ちていなければ、心の深いところを動かすことはありえないのです。

　教師が、子どもたちを、自分が思う方向にもコントロールしようと思った瞬間に、それは深い部分で伝わってしまいます。

　商品を売るテクニック
　人を操作するテクニック

　大切なのは、そこではなく、その人が、営業マンとか教師とかそういうペルソナ（社会的な仮面）を剥ぎ取った跡に残る　まるはだかの自分自身のあり方なのだと思います。

　以前にも書きました。

　肩書きとか地位とか高級な持ち物とか。。そんなものの価値が一切なくなってしまった社会になった時、あなたが、すがる最後のものはなんですか？

　それが、自分自身の中にありますか？

　私は、ずっとそれを問いかけています。

　人間は、生まれた瞬間に死に向かって生きています。

　その人生の目的は何でしょうか？
　
　私は、それを「自分自身になること　本来の自分自身の最高の姿」になることだと思っています。私は、私以外の別の人間になることは、できません。

　それは、私が、ひとつの細胞として生まれ、それに「命」「存在」としての役目をもらったときから、私に課せられた使命です。「最高の自分自身になりなさい」という使命ですね。

　あなたは、自分の中に、どんな一貫性を持っていますか？