
HPのリニューアルに伴い、これまでの受講生さんの感想を整理しています。
この10年間の講演や講座の感想なので
膨大なる量であり、
もう何日もこの作業をやっていて、多少疲れ気味ではあります・・・
ただ、やはり、過去の感想を読んでみると
あらためてご紹介したいなと思うものも
あるわけですよ。
で、ちょっと、更新の手を休めて
こちらのブログで紹介しようと思います。
2012年に開催した保健室コーチングベーシックコース東京2期に
北海道から参加してくださった
ベテラン養護教諭のM先生の感想です。
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3講の最初のワークが、「ふみふみリフレーミング」でした。
「人のせいにしている職場の問題」が、
結局、自分の問題だということにたどりついてしまいます。
どのワークもそうだった気がします。
現実は変わらないが、見方を変えれば簡単な事だと気づかされました。
講座から帰ってみると、
懸案だった保護者との問題が変化していて驚きでした。
問題は同じでも、
保護者側からと教職員側からではまったく見方が違うことで
始まったトラブルが深刻になっていたのですが、
「第三者の意見を取り入れて職員の焦点を変えていこう」と、
いろんな研修を提案しました。
ここにきてようやく結果が出始めました。
これまでの自分なら、一歩も二歩もさがっていたかもしれませんが、
秋からのベーシックコース参加で、理論に裏打ちされた自信や勇気で
「やればいい。のぞまない結果だとしても、学びのチャンス」
と思える自分になっていました。
また、なぜいつも講座が楽しみなのか、不思議で解明したかったのですが、
「納得の理論とたくさんのワーク」で、
たくさんしゃべれた事だと思います。
強力に自己開示をせまられたわけでもないのに、
気がつけば結局自己開示していて、
自分を発見し前に進めそうな感覚を得ていました。
保健指導や保健学習でも、生徒がたくさんしゃべり合い、
何かを発見していく、そんな仕掛けを作りたいと強く思っています。
普段はあまり悩まない性格ではあるのですが、
今回参加して、深層心理にぶつかりました。
それは、人のためとか犠牲的精神が大きくて、
自分を生きてないのかもしれないと気づき始めてた事です。
いわゆるよい子を演じる長女だったのかなと思っています。
職場でもそうかもしれません。
少し生きづらい不器用なところがあります。
2013年は、任せるものはまかせて、
自分がどうしたいのかを時々「ふみふみ」しながら楽に生きようと思っています。
仕事のレベルアップのためと思い参加し始めた保健室コーチングでしたが
いつの間にか自分の生き方そのものを考える機会となりました。
あの時、思い切って千葉まで通い続けて本当によかったです。
たくさんの学びと発見本当にありがとうございました。