姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

相手を助けたいという思いは相手の力を奪う。保健室コーチングBC島根2講

2012年07月16日 | 保健室コーチング

 

【2012年の記事】

 本当にすばらしかった!

 これ 本当に ベーシックコースですか?って アシスタントのりほちゃんが 驚くくらい  深い気付きに 驚きの連続でした。



 アシスタントのりほちゃんも第2講のようすをブログにアップしてくれました。


  本気になったら開くふた



 保健室コーチングの次は アドバンスコースなのですが もう そのレベルに近いくらいの深さまで到達しちゃいそうでした。



 スキルの数とか スキルが上手にできるとか そういうことを 言っているのではなく

 気付きの深さです。



 解決するためのアプローチをするのではなく 相手の中にある言葉にならないなにか ふたをしたままの何かに 

相手が気付くためのプロセスをともに歩くという姿勢を 保健室コーチングでは大切にします。



 保健室コーチング入り口として

 入門講座 基礎講座 DVD 通信講座(まだベータ版です) あるいは 各県や地区で開催される養護教諭研修会での保健室コーチングの講演や研修。。。。などいろいろありますが

 そこではどうしても 伝えきれない 大切なこと スキルではない 本当に大切なことがコースにはあります。



 自分自身が 保健室コーチングの様々な手法や概念を使って 深い部分の変化を体験すること 自分自身と向き合うこと 本当に人に変化を起こすために大切な本質的な概念を体感すること


 これは コースでなければ 体得することができません。


 そして 今回の第2講は 本当に深いところにあるものが 次々と飛び出していきました。



 第2講は 「質問」を学びます。

 一般的なコーチングで行われる質問トレーニングとは かなり かなり かなり かなり 違います!


 コーチングとはこういうものだという枠にとらわれている方からすると ひっくりかえるような内容もあります。

 保健室コーチングは本当にここ1年で大きく変化しました。



 質問は あれこれ たくさんやりません

 保健室コーチングの質問は大きく2つ。

 中心に向かう質問と 中心から広げる質問。



 保健室コーチングは この2つによって カウンセリング的アプローチとコーチング的アプローチを両方扱います。



 中心に向かう質問は コクボクエスチョンといわれる 表面的な問題から本質的な問題に気付く深いプロセスです。



 1日目の最後に片方の方だけおえていましたので 2日目は コーチ役とクライアント役を交代してチャレンジしていただきました。

 ついつい 養護教諭さんは 

「解決してあげよう」「なんとかしてあげよう」という思いが先走ってしまったり 

「助けてあげることができないと 養護教諭として価値がない」なんて 考えてしまいがち。



 そういう思いを持って 関わってしまう時 クライアントに伝わるのは 「裏メッセージ」つまり 

「あなたには自分で解決する力がありません」

と いうメッセージです。



 なので 「助けてあげるんだ」「私が役に立つんだ」「かわいそうに」「解決に導かなければ」「何らかの結果を出さなければ」…という思いこそが

  スキルを機能させない 一番の原因となります。



 本当に大切なのは ニュートラルであること

 もう一回言います。



 ニュートラルであること!です。



 前日にクライアント役をして 自分の中にあるいろいろなものがシンプルなコクボクエスチョンで引き出され

 驚異の体験をした Yちゃんが 2日目にクライアント役になった時 クライアントが次々と深い分にむきあっていました。



 その時の彼女のスタンスをまとめてみると

 「助けようとか何とか結果を出そうではなく 純粋に何が出てくるんだろうという思いで 相手の内面と寄り添った」
 
 つまり ただ存在として そこにいただけ。



 使った質問は1つだけ

 すごいです。



 Yちゃんに限らず そこで コーチになった人も クライアントになった人も

 みんな スキルではなく 「存在」として 相手のからまった糸をほどいたり

 本質的な問題に 本人が気づくプロセスを促します。



 「助ける」ためではなく 「気づく」ためのアプローチをする。



  「変化」の一つ手前は 「気づき」 だからです。



 そのことを 体感しながら 学びを深められる 島根ベーシック1期生さん マジスゴイです。

 

 変化という体験を自分の体で感じたい方、ぜひ ベーシックコースにお越しください!

 


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